ベルモンド傑作選
ブログの進捗でいいますと
大盗賊
大頭脳 ←イマココ
恐怖に襲われた町
危険を買う男
オー!
こんな感じですが諸般の事情により
オー!を繰り上げます
一部の解説で主人公が八百長レースをやって、追放され
というのがありますが、それは違います
デッドヒートの末、事故を起こした責任を問われて
ライセンスをはく奪されて、ギャングのゲッタウエイドライバーをやっている男の話
ギャングのボスはHoを結構かわいがってくれてるんですが
その部下のシュバルツ兄弟が彼をバカにしている
ギャングの親分さんはブローニングM1935 (HP)を使うんですが
ホルスターに入れずにベルトにはさんでいて
これが暴発して死んでしまう
えー、HPでそんなことはちょっと考えられない
Hoは、独立して強盗商売を続けようとするんだけど
車を盗むのに失敗して捕まってしまう
そこから脱獄する方法が面白いです
ヒロインはジョアンナ・シムカスですごくきれいです
彼女を送るというかオーの愛車
アルピーヌですよ
かっこいいわぁ
もうね、パリの街を走っている車とか
このA110とか
くるまだけで、ご飯3杯いけます
オーがレースのことで彼を冷酷な人間だと書いた新聞記者
を拉致して連れ出してサーキットでデモ走行する
このころのサーキットはバンクがあるのね
オーと新聞記者が乗るマトラ
本物走らせてやんの
もう、5杯お替りですよ
ドライバーさん、テールスライド決めているし
くるまの次は銃ですよ
ボスはブローニングM1935
仲間の兄弟はM1911
そしてオーは
いっぱい持ってんなぁ(笑)
オーが使うのはベレッタ
ベレッタといっても米軍制式のではなくて
M1934/35 WW2のイタリア軍の制式
オーは独立して強盗をやるんだけど
仲間に選んだのは
車上荒らしの3人組
彼らとの仕事がおあってオーが注意します
金をすぐ使わないようにと
で、この記事
まあこの件については、ワタクシもお話しております
ワタシも、このシーンでああ、TR4AのIRSのことを言っているのだ
と、おもいました。
ただ、コーナリングや独立サスの話なら
A110でもいいし911でもいいわけです
ここでなぜTR4をほめるかといえば
この映画の上のシーンで
一回だけ一緒に仕事をした彼らの一人が
くるまを買いたい、スポーツカーだ
TR4が欲しい
といいます
それに対してオーは
やめとけ、あれはサスがいまいちだ
という言います。(無印のTR4はリジッドアクスルだから)
ルパン三世のあのセリフは
この映画のセリフに対する、裏返しなんですね
モデルとなった映画からとって逆のセリフを言わせる
TR4がリジッドで、TR3のボディを載せ替えただけの
モデルチェンジだったのは、あちこちでがっかりした人が多かったようで
大薮春彦せんせいも、蘇る金狼の中で
TR3と変わらない、変わってほしかったんだが
と主人公に言わせています
まあ、ピカレスクの幕切れが必ずしもバッドエンドである必要はないのですが
こういった街中で強盗をする話だと最後は撃たれるか捕まるかしかないですね
それまで、人を傷つけずに仕事をしてきたオーなのですが
コレクションのネクタイでおびき寄せられて
警察と撃ち合いになってしまいます
最後は捕まってしまうんですが
これ警官何人か殺しているし
犯罪者とはいえ、シュバルツ兄弟の2人も殺していて
捕まったら死刑は免れそうもないです
フランスがギロチンを廃止したのは1981年のことです。
こいで様
この季節はアスパラですね
って、何言ってんでしょうかワタクシは
昔友人がアスパラをみそ汁に入れるといっていました
今度試してみることにします。
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ベルモンドは機会がありましたら見てみたいと思います。
蘇る金狼のセリフも当時それだけの知識が無かったのでふぅ~んって感じでスルーでした。読み返して噛みしめてみます!