ferrari F40 のルーフライニング張り替え
F40はフェラーリ社創立40周年を記念して1987~1992年まで生産されたエキサイティングなferrariです。
すでに製造から20年以上経ちますので、各部のウレタンの劣化が進んでおります。
ウレタンの性質上劣化は防ぐ事は出来ませんので、少なくても10年過ぎました取り換えの必要があります。
今回はルーフライニング部がウレタンの劣化で、垂れ下がってきてしまいましたので取り換えとなりました
先ずは左右のシートを外し ルーフライニングを室内から取り出します。
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本来はライニングのリブがハッキリと見えるはずですが、ウレタンが劣化して全体が浮いた状態ですので、
リブが見えません。
先ずはライニングのビニールレザーを剥がします。
ウレタンが粉状になっているのが確認できると思います。
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本体のFRP製のルーフボードです、ライニングを外すとリブがハッキリと見えますね。
これからボンドを除去いたします。
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旧接着剤を除去した後に、同じ硬度と厚さのウレタンを新しく張りなおします。
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リム部が凧みたいですね この後新しいリニングレザーを張り込みます。
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完成したルーフライニングを車体に装着して完成ですね。
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これでオーナーのもとに納車です。
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それでまた次回
クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。
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