年齢階級別にみた老後の生計を支える手段として1番目に頼りにするもの:
下記のグラフを参照下さい。公的年金に1番目に頼るとした50歳代は56%、40歳代は51%、それに比べて30歳代は40%、20歳代は38%でした。
若年層に社会保障制度への不信感が背景にあり、公的年金制度にはもう頼れないという意識はかなり強いと思われます。
一方、年金制度の加入状況の調査では以下の様になりました。
(複数回答)
厚生年金:61%・国民年金:49%・共済組合の年金:10%・勤務先の企業年金:11%・国民年金基金:3%
個人型確定拠出年金:1%・民間個人年金:16%
この調査では、公的年金の補完としては民間の個人年金への加入割合が高くなっています。
そして、やはり目につくのは、個人型確定拠出年金への加入割合の低さです。
個人にとって有意義のある制度は、情報を発信する側の対応によって普及度は随分違ってきます。
税制優遇のある個人型確定拠出年金も、国や窓口になる国民年金基金連合会・金融機関の積極的とは言えない対応
によって、普及度は非常に低く推移しています。
当事務所は、特に有意義であるにも拘らず普及度の低い制度について、詳しく発信を行い、幅広い普及を目指しております。
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