花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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カメラ散歩 郡山八重山の麓 2017/09/03 (鹿児島)

2017-09-03 15:56:48 | 自然観察
真夏の日差しがほんの少し和らいできました。
9月3日(日)、久しぶりに隣町の郡山へカメラ散歩をしてきました。

八重山(やえやま)の麓 「西雪元仲よし会」花壇


郡山町から薩摩川内市の市比野温泉に向かう道沿い、雪元バス停を右に入ったところにあります。ごく小さなヒマワリのような黄色い花メランポジウム、サルスベリ、ホウセンカ、皇帝ダリアも植えてありました。

柱に絡んだ蔓


電柱ではなさそうですが、有線放送の柱でしょうか。クズの蔓が上の方まで絡んで夏の終わりを感じる風景です。

面白い形の草


小川沿いにありました。草の先端部にクモが糸を張ってできた面白い形でした。

花が残るネムの木


長めのサヤには実ができていました。成熟するとサヤは茶色くなり割れて種が落ちます。車で走っていると全く気にも留めない野生植物たちです。たまには車から降り、歩きまわって観察すると楽しいものです。

稲の花が咲いています


このまま台風の被害がなければ豊作が期待できそうです。

イノシシが遊びまわった?


道路横の田圃はイノシシ除けの電気柵がなく、イノシシが入って寝転んで遊んだのでしょうか。これまでの苦労が台無しで気の毒なことです。

現代の案山子(かかし)


他の田圃に立っていた案山子です。遠目には人のような姿形で、手に持った明かりは夜点滅しそうです。画面外上の棒先には白いビニルが付いており虫取り網のように見えました。風ではためくと音も出て効果がありそうです。

女郎花(おみなえし)


民家横の畑跡に咲いていました。これより先は林になっており、ここまでは人里であることを知らせているようでした。

ヘクソカズラ


なんとも可哀想な名前ですが、庭先などに生えだすと厄介な蔓草です。地面を蔓が何本も伸びて根を張り、草木に絡みついて茂ります。

彼岸花は一部で咲いていましたが、花が終わりかけでした。今日はきれいな彼岸花には出会えませんでした。

クズの花


秋の野山で房状に赤紫の花を咲かせます。繁殖力が旺盛で耕作放棄地や廃屋などに侵入し覆い隠すほどに茂ります。空地や斜面への侵入を許すと根絶には大変な労力が必要です。「緑の悪魔」とも言える植物です。

一般的に里の彼岸花が咲き始めるのはもうしばらく先です。機会を見てまた訪れる予定です。
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