花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

緑あふれる季節 先手の藪払い 2022/04/19(鹿児島)

2022-04-19 21:10:34 | 日記
4月19日(火)晴天続きで夏野菜が気になり、日置へ出かけました。

吹上浜日置海岸 以下の画像は4月19日に撮影


穏やかな浜には数人の釣人が見える程度でした。キス釣りが本格化するのは例年5月の大型連休頃からです。

唐芋(サツマイモ)が少しずつ発芽


紅はるかの発芽がようやく始まっていました。周期的な雨と気温上昇で発芽が進むことでしょう。

野菜苗に小さな支柱を添える


今日は野菜苗に水を掛けた後、キュウリとゴーヤに小さな竹の支柱を添えました。成長が進み蔓が伸びやすくするためです。

気になっていた水分不足の様子はありませんでした。マルチシートで覆われていて水分が蒸発しにくく、風除けもあり強い日射を防いでいるからでしょう。

甘夏ミカンの花 良い香りが漂う


まだ数個の果実が枝先に残っていますが、花が咲き始めました。実が付き始めて4年ほどですが、年ごとに味が良くなっている感じです。単に食べる側が味に慣れただけかも知れません。

エンドウ豆は順調 バラの開花続く


昨秋の種蒔きでは発芽不良で、3回目に蒔いた種が発芽成長したものです。3月中旬から急速に成長し多くのサヤが付いています。

白い一重のバラ、ナニワノイバラが一杯花を咲かせ、多くの虫を呼び寄せています。挿木から成長したもので、高さ1m程度を超えると急激に枝葉が増殖し手に負えないほどです。

イチョウ(左上)の若葉が開き始めた


樹齢50年ほどのイチョウです。10年ほど前に周囲に覆いかぶさっていた竹を切ったことで、枝葉が良く茂り大きく成長しました。

畑の養分もかなり吸収しているようで、耕すとあちこちで太い根を見かけます。

道路沿いのランタナを剪定


冬場には枯れたようになっていましたが、新芽が一斉に伸び始めました。道路、畑に邪魔になる部分を少しだけ剪定しました。

寒さに弱い南方系植物ですが、夏の暑さと乾燥には全く影響を受けず生い茂ります。品種によって増殖スピードが違いますが、この品種は特に成長が早く油断がなりません。

昔からのヤマツツジ 右後ろはコバノランタナ


実家にあるヤマツツジです。砂浜近くの竹藪に自生するはずもなく、誰かにもらったものでしょう。昔からあり、樹齢70年以上と思われます。

コバノランタナは名前の通り、葉が小さなランタナでブロック塀から垂れ下がるように蔓を伸ばし、殆ど一年中花を咲かせています。今は花が多い時期で次々に蝶がやって来ました。

イヌマキ(ヒトツバ)の生垣を枯らす厄介者のキオビエダシャクを、今年は多く見かけます。これまで被害を受けていませんが、薬剤散布した方が無難かもしれません。

野菜への水遣りだけを予定していましたが、ランタナと雑木の枝剪定、周囲の雑草抜き、竹の除去などで3時間ほどが過ぎていました。暑くなる前に実家と畑周辺の藪払いも進めたいものです。
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一雨降って 夏野菜の植え付け 2022/04/15(鹿児島)

2022-04-19 18:37:14 | 野菜作り
4月15日(金)天候が回復、3種類の夏野菜を植え付けました。

浜への道は荒れていた 以下の画像は4月15日に撮影


4月11日(月)には今年一番の大雨となり、鹿児島市の雨量は80.5ミリに達しました。その後雨空が続き、15日に天候回復。

釣人の4WD軽トラが傷めたコンクリート排水路が外されているため、雨水が砂利道斜面を大きく削り込んでいました。

吹上浜日置海岸 少し波がある


道路側に伸びすぎて砂山に捨てられたバクヤギクが花を咲かせていました。水持ちが悪く潮風に吹かれる砂山でたくましいものです。

今年は3種類 キュウリ、ゴーヤ、ナス いずれも接木苗


今年も苗は伊集院のナフコで買いました。夏野菜は庭先の家庭菜園などでも多く植えられているため、早目に良い苗を確保することが大事です。

同じ値段であればしっかりした良い苗から売れていくのは当然の理。店頭で日数が経過すると苗の勢いが弱り、初期生育が悪いものです。

先にジャガイモの手入れ


大雨と強い風の影響でしょうか、10株ほどで茎が折れていました。今年は一株に茎3本を残したので、被害は少なめです。2本の場合は両方折れることもあり、収量が大幅に減ります。

折れなくても風で倒された茎を少し持ち上げ、根元へ土寄せをしました。西側には高さ2mほどのバラの生垣があり、風の影響は軽減されています。

ナスは溝施肥


ナスには大量の肥料が必要です。深さ20センチほどの所に鶏糞肥料を5kg程度入れました。化成肥料も少し混ぜ、表面近くには苦土石灰を少し散布しました。

マルチシートは便利


マルチシートを張ることで根元に雑草が生えず、晴天続きでも水分が失われにくくなります。

肥料袋で風除け


鹿児島でよく見かけるこの時期の野菜園風景です。肥料袋を半分に切り、四辺を竹の棒で支えて風除けにします。

風の影響を受けにくいことで初期生育が進みますが、いつまでも外さずにおくと蔓の伸びが悪くなります。

紫蘭


夏野菜で一番植えたいのは落花生ですが、アナグマ被害があるため植えることはできず残念です。

トマトは一度植えたことがありますが、ウィルス被害が発生して全滅したのでその後植えていません。

オクラは次々と実が付き、収穫が追い付かず食べきれないのでここ数年植えていません。

唐芋(サツマイモ)が一番手間いらずですが、サツマイモ基腐(もとぐされ)病が発生するようになり厄介です。文字通り芋が腐って臭くなり、とても食べられません。

しかも他の株に病気が伝染するため、病害発生個所では数年間作付けしない方が良いとされています。

天候は毎年変わり、病害だけでなく台風の影響も心配ですが、まずはナスなどの植付が終わり一段落です。
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季節は進む 夏野菜の植付準備 2022/04/09(鹿児島)

2022-04-19 17:23:35 | 野菜作り
4月9日(土)気温が高めのため、唐芋苗床のビニル撤去に向かいました。

4月7日から不調だったパソコンが17日に復旧し、その間の出来事を順次掲載しています。

4月9日(土) 吹上浜日置海岸 大川の川口付近


朝方は冷える感じもしますが、日中は気温が25度を超える夏日もあります。遠く南側に15名ほどの釣人が見えますが、それ以外はまばらでした。吹上浜のブリとサゴシ釣りはシーズンが終わったとSさんは言います。

自然の山藤がきれい


海岸近くに自生している藤です。砂地のため花数は少ないですが、今年もきれいな姿を見せてくれました。

ジャガイモは順調


殆どの種芋が発芽しました。すでに茎が伸びて株数を数えにくいほどに茂っています。

唐芋(サツマイモ)苗床のビニルを撤去


3月16日に苗床を設置して保温のためビニルを被せて温室状態にしていました。その後も雨は少なめで4月に入り気温が高めになったのでビニルを撤去しました。

発芽した新芽が高温障害を受けると生育が遅れてしまいます。苗床周囲からの水分浸透が少ないのか、発芽は例年より遅れています。

左側の紅はるかは全く発芽していませんが、人気種のため市販苗の入手は容易です。中ほどの白系芋は焼酎原料用のため苗は一般には流通していません。

右側の紅さつま(ホクホク感)は紅はるか(ねっとり感)人気に押されて、市販苗は殆ど見かけません。

竹藪にアナグマの巣があるようで、度々唐芋を食われています。苗床の芋も狙われるため、漁網を被せて防護しています。

夏野菜植え付け予定地の準備


小菊はこの春に種から発芽したものは勢いが強いものです。植えっぱなしのものは地下茎から新芽が伸びてきますが生育は今ひとつ。

簡単なのは来月頃に挿木して新たな苗を育て、倒伏しないよう支えを施して育成することです。秋にはきれいな花が一杯付きます。

小菊と水仙を周囲の空地に移植


理想的にはこの後に植付け範囲に苦土石灰を散布し、元肥の鶏糞肥料を入れて耕します。強い日差しの中で作業するうちに疲れてしまい、今日はここまでとしました。

美しい黄色の花木 イペー


ここ数年あちこちで見かけるようになりました。ウクライナの国旗のような、色濃い黄色花と青空でした。

日置市日吉町の日新地区で植えられています


公民館活動の一環としてイペーの植栽活動が続けられ、近年は多くの家の庭先に見られるようになりました。

季節は春から初夏へ向かっています。少しですが夏野菜の準備が進んだことに安堵しながら家路につきました。
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