8月11日(日)は山の日、12日(月)は振替休日、パリオリンピックが閉幕。お盆期間でもあり、帰省や行楽などでお忙しいことでしょう。
12日朝 多くのメダル 日本テレビZIP
12日朝 台風5号は東北地方に上陸
8月8日に発生した日向灘地震では、関連性が懸念される南海トラフ地震への注意が呼びかけられています。
鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山では、8日の日向灘地震の後11日までに592回の地震が観測されています。
気象台は規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性もあるとして、引き続き留意するよう呼びかけています。
失われた風景 大噴火前の新燃岳 以下3枚は2005/05/15撮影
北側の獅子戸岳から見た新燃岳です。ツツジ開花シーズンで多くの人が登山に訪れていました。
うっすらと赤く見える部分はツツジで、南西側斜面の登山路では花のトンネルが人気でした。
右奥に少し飛び出した部分はウサギの耳と呼ばれ、ビルの3階分ほどの高さがあると聞いたことがあります。
火口の縁を歩く登山者
火口壁の西側には細い踏跡が一部あるだけですが、その先の人が行かない危険な岩場を歩く人もありました。
右も左も急斜面で、足を踏み外すと火口底まで滑落の危険性があり、後を付いてこないように注意されました。
エメラルド色の小さな水溜り
2011年の大噴火で溶岩が火口の縁までせり上がり、エメラルドの水溜りは完全に埋まりました。
この美しい色が一時期コーヒー色に濁ったことがあり、今にして思えば大噴火の前触れだったのでしょう。
2011/02/01 24時前の大きな噴火 高千穂牧場近くから撮影
大規模噴火は1月26日昼過ぎに始まり、27日未明にかけて続き、北西の風が強く噴出物は風下の宮崎県側に落下飛散しました。
2月1日朝方の大きな噴火では、新燃岳火口から南西 3.2km 付近に長径 70cm 短径 50cm の大きな噴 石が飛散。
湯之野(新燃岳より南西約3㎞)の観測点で 458Pa の空振振幅を観測。 霧島市で窓ガラス等が破損する被害が発生しました。
朝の噴火を知って撮影の人が多く訪れましたが、大半があきらめて帰った直後の大きな噴火でした。
<今回は大丈夫だろうか>
気象台は「規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性」を指摘していますが、南海トラフ地震との関連性以上に霧島には影響が大きいような気がします。
2011年新燃岳の噴火の前は、噴火活動が活発化しており早い段階で新燃岳は登山禁止だったと思います。
新燃岳は現在も登山禁止ですが、韓国岳や硫黄岳に近いえびの高原、さらには大浪池も当分の間は立入・登山規制が必要ではないでしょうか。
真夏に登山する人は少ないかもしれませんが、地震回数の増加は危険な兆候だと思います。お盆期間ではありますが関係機関の対応が望まれます。
12日朝 多くのメダル 日本テレビZIP
12日朝 台風5号は東北地方に上陸
8月8日に発生した日向灘地震では、関連性が懸念される南海トラフ地震への注意が呼びかけられています。
鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山では、8日の日向灘地震の後11日までに592回の地震が観測されています。
気象台は規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性もあるとして、引き続き留意するよう呼びかけています。
失われた風景 大噴火前の新燃岳 以下3枚は2005/05/15撮影
北側の獅子戸岳から見た新燃岳です。ツツジ開花シーズンで多くの人が登山に訪れていました。
うっすらと赤く見える部分はツツジで、南西側斜面の登山路では花のトンネルが人気でした。
右奥に少し飛び出した部分はウサギの耳と呼ばれ、ビルの3階分ほどの高さがあると聞いたことがあります。
火口の縁を歩く登山者
火口壁の西側には細い踏跡が一部あるだけですが、その先の人が行かない危険な岩場を歩く人もありました。
右も左も急斜面で、足を踏み外すと火口底まで滑落の危険性があり、後を付いてこないように注意されました。
エメラルド色の小さな水溜り
2011年の大噴火で溶岩が火口の縁までせり上がり、エメラルドの水溜りは完全に埋まりました。
この美しい色が一時期コーヒー色に濁ったことがあり、今にして思えば大噴火の前触れだったのでしょう。
2011/02/01 24時前の大きな噴火 高千穂牧場近くから撮影
大規模噴火は1月26日昼過ぎに始まり、27日未明にかけて続き、北西の風が強く噴出物は風下の宮崎県側に落下飛散しました。
2月1日朝方の大きな噴火では、新燃岳火口から南西 3.2km 付近に長径 70cm 短径 50cm の大きな噴 石が飛散。
湯之野(新燃岳より南西約3㎞)の観測点で 458Pa の空振振幅を観測。 霧島市で窓ガラス等が破損する被害が発生しました。
朝の噴火を知って撮影の人が多く訪れましたが、大半があきらめて帰った直後の大きな噴火でした。
<今回は大丈夫だろうか>
気象台は「規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性」を指摘していますが、南海トラフ地震との関連性以上に霧島には影響が大きいような気がします。
2011年新燃岳の噴火の前は、噴火活動が活発化しており早い段階で新燃岳は登山禁止だったと思います。
新燃岳は現在も登山禁止ですが、韓国岳や硫黄岳に近いえびの高原、さらには大浪池も当分の間は立入・登山規制が必要ではないでしょうか。
真夏に登山する人は少ないかもしれませんが、地震回数の増加は危険な兆候だと思います。お盆期間ではありますが関係機関の対応が望まれます。