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【コラム】5、抗がん剤による爪の副作用を予防するには・・・自宅でのケア編

2016-10-05 16:48:29 | 【コラム】抗がん剤で爪に起こること

こんにちは。高溝です。

 

コラム5回目です。

前回、抗がん剤による爪の副作用を予防するには・・・で病院で出来ることをご説明しました。

まだ読んでいない方はそちらから是非目を通してください →☆

 

今日は自宅で出来る予防の方法をご説明します。

 

今見えている爪は、実は結構前に作られた爪だということは、1回目のコラムに書いています。

爪は、爪の根元、実は見えていない部分で、日々細胞分裂を繰り返し作られています。

この黒い丸のあたり・・・

 

爪が作られている部分を爪母(そうぼ)といいます。

この爪母をきちんと保湿してあげることが、爪の生成に影響をしてきます。

例えば、最近爪に縦筋が出てきたとか・・・ガサガサしてきた・・・というような方は、爪母をしっかり保湿してあげることで、かなり改善をします。

 

爪母を保湿するということは、キューティクルオイルを爪の根元に塗ってしっかりマッサージをします。

オイルは、爪の根元から爪母に浸透をして、爪が生成されるのを助けるんです。

(髪の毛だったら、育毛剤は、頭皮に付けますよね。髪の毛に付けても発毛育毛にはならない)

抗がん剤治療をすると、抗がん剤の成分が、この爪母まで届いて細胞分裂をしている部分を攻撃します。そうするといつもとは違う状態で爪が作られてしまうんです。

黒く変色したり、爪がもろくなったり・・・

 

だから、この爪母をしっかり保湿してあげることで爪が生成される環境を良くすることが出来ます。

それによって抗がん剤の影響を減らしていくのです。

ただ、この保湿に関しては、いわゆるエビデンスはありません。

あくまでも私の感じているところです。

でも絶対に保湿している方が影響は出にくいと思います。

先日、蒲田シェモアの吉成さんのブログでも紹介されていました。

保湿をするようになってから爪が改善してきているという写真が・・・

こちらを見てみてください

キューティクルオイルは侮ってはいけません。本当にしっかりやれば必ず成果は出てきます。

 

ただ塗るだけではなく、どこにどのように作用しているのか考えて、しっかり爪母に届くように、浸透力のあるオイルを使用すること、塗ったら爪の根元をしっかりマッサージしてください。

(ただし抗がん剤投与日は、軽く刷り込む程度にしましょう)

血行が良くなることで爪の成長を促します。

そして、1日1回ではなく・・・最低でも1日5回(朝、昼、15時、夕方、寝る前)塗ってみてください。

家事をする方は、すぐに乾燥をしますので、もっと回数が多くてもかまいません。

手を洗ったら塗る・・・くらいのイメージで・・・

家のあちこちにオイルを置いておいた・・・なんていう人もいました。

洗面所、リビング、寝室etc

気が付いたら、塗る!それが良いです。

 

使用するオイルは、なるべく浸透性のあるもので保湿力の高いもの

通販で購入する場合は、海外物などは、いつ作られたオイルかわかりませんから日本製のものを選びましょう。

当店でおススメしているのは、「シャイニーピュアオイル」

純国産、国内製造で、100%精油のみで出来ています。

100%精油のキューティクルオイルは、これだけなんですよ。

右がペンタイプ・・・これは持ち歩きに便利です。

左は瓶のスポイトタイプ・・・たくさん入っていますのでたっぷり使用できます。

柑橘系の香りで癒されます。

足の爪にも使用できます。

どちらも1980円です。お値段も手ごろです。

 

お店でも取り扱っていますが、遠方でご来店が難しい方は、郵送でもお送り出来ますのでご連絡下さいませ。

 

次回は、マニキュアなどの保護について書く予定です。

お楽しみに~

 

 

 

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