今年で大学卒業後50年を迎えた。社会人になって50年、会社は入って50年ともいえる節目の年である。この記念すべきおめでたい節目の年が、人類にとっても、自分にとってもとんでもない年になっている。期待していた東京オリンピックも延期(または中止?)になったし、母校が企画していた卒後50年を迎えるOBのための記念パーティも延期となっている。結婚50年といえば、金婚式を今年迎えた人も少なからずいたと思うが、みな節目の年が台無しになっている。
大学の卒業は、当時学園紛争の煽りを受けて、3月末にはできず、5月末になってしまった。そのおかげで、卒業旅行が4月頭まで約1か月できたことと大阪の万国博覧会にゆっくり行くことができたことが不幸中の幸いであった。ともに4月に入社していたら、実現できなかったであろう。台湾でテレサ・テンのことを知ったのもこの空白の3ヵ月である。会社への入社は、7月1日なので、まもなく50年を迎える。早いもので、あれからもう50年という年月が経つ。会社生活が38年、定年後の自由人生活が12年。振り返れば、「時の流れに身をまかせ」の50年だったかもしれないが、おかげさまでなんとか順風満帆の50年だったといえる。
親鸞聖人に言わせれば、大海に浮かぶ丸太にしがみついて、「どう生きる」の50年だったかもしれないが、健康寿命も過ぎたこれからは、「なぜ生きる」への転換がせまられている。いかに「弥陀の浄土へ渡す大船」に乗ることができるかである。「なぜ生きる」の答え、人生の目的は「絶対の幸福」を得ることだという。この年になって、仏教、釈迦の教え、親鸞の教えに興味を持ち始め、「なぜ生きる」かの答えを模索中であるが、悟りの境地への到達がいかに難しいかを実感している今日この頃である。
「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン):
https://youtu.be/Wu1O8UVUZ5k
大学の卒業は、当時学園紛争の煽りを受けて、3月末にはできず、5月末になってしまった。そのおかげで、卒業旅行が4月頭まで約1か月できたことと大阪の万国博覧会にゆっくり行くことができたことが不幸中の幸いであった。ともに4月に入社していたら、実現できなかったであろう。台湾でテレサ・テンのことを知ったのもこの空白の3ヵ月である。会社への入社は、7月1日なので、まもなく50年を迎える。早いもので、あれからもう50年という年月が経つ。会社生活が38年、定年後の自由人生活が12年。振り返れば、「時の流れに身をまかせ」の50年だったかもしれないが、おかげさまでなんとか順風満帆の50年だったといえる。
親鸞聖人に言わせれば、大海に浮かぶ丸太にしがみついて、「どう生きる」の50年だったかもしれないが、健康寿命も過ぎたこれからは、「なぜ生きる」への転換がせまられている。いかに「弥陀の浄土へ渡す大船」に乗ることができるかである。「なぜ生きる」の答え、人生の目的は「絶対の幸福」を得ることだという。この年になって、仏教、釈迦の教え、親鸞の教えに興味を持ち始め、「なぜ生きる」かの答えを模索中であるが、悟りの境地への到達がいかに難しいかを実感している今日この頃である。
「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン):
https://youtu.be/Wu1O8UVUZ5k
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