京浜急行では、普通、急行、特急、快特、エアポート快特という5種類の電車が運行されているが、その英語表記は、ホームにある案内表示板上、普通はLocal、急行は、Express、特急は、Ltd. Expressであるが、快特も、エアポート快特も同じLtd. Expressと表記されているのに気が付いた。英語表記を頼りにしている外国人にとって、停車する駅も異なる3つのLtd. Expressが存在することになるので、紛らわしいばかりか正確な案内サービスが提供されていないのである。
京急ご案内センターに問いあわせたところ、快特も特急も急行の上をいくものだから、Ltd. Expressとして区別していないというどう見ても不合理な答えが返ってきた。どうして日本語だけ区別しておいて、英語では区別していないか意味不明である。特急と思って、快特に乗車してしまったら、行先の駅を通過してしまう恐れもあり、お客様に大変迷惑をかけることになるし、正しい情報を提供するというサービスの基本ができていない。京急としては、区別する必要がないと考えており、現在の表示を続けるというのが回答であったので、驚きであった。
表示スペースがないというのは理由にならない。案内掲示板上、例えば、快特は“Spcl Ltd. Express”とか”Rapid Ltd. Express”とか"APO Ltd.Express"とかの表示に代えるとかごく簡単な変更だけの話しなのに、なぜかたくなに紛らわしい表示を続けるのか理解に苦しむ。京浜急行は羽田空港と成田空港にアクセスしていることから、外人旅行者も少なくない。とにかくサービス会社としては失格である。社長以下皆、紛らわしい情報を放置したままで、鉄道サービスをその程度に考えているのかと思うと株主でもあるので残念な話である。ネットで調べていたら、本件の問題を指摘しているJタウンネットというサイトもあったが、全く同感である。ネットで批判が多くあるのに、全く改善しようとしない経営の姿勢に疑問を感じる。
Jタウンネットの記事: https://j-town.net/2017/04/27242581.html?p=all
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