プーチンは核を散らつかせながらウクライナ侵攻を拡大しているが、ここにきて原発まで攻撃したり、確保しようとしており、俄かに原子力や核の脅威が浮き彫りになってきた。
アインシュタインが発見した相対性理論に基づき、開発された原子力をどう活用するかによって人類は幸福にも不幸にもなる。その知識を何に使えば幸福で、何に使えば不幸になるのかを決めるのは、「智慧」と「慈悲」である。「智慧」とは、「助ける能力」で、「慈悲」とは、「助けたい心」である。仏の悟りというのは、この両方を完全に身に備えていることであり、その仏は大導師ともいわれる。
今や、この「智慧」と「慈悲」が必要なのは、時の権力者であるが、ウクライナに侵略した独裁者プーチンは、智慧はあっても、慈悲がないので、最悪の事態になる可能性がある。今や追いつめられた狂人プーチンは、自暴自棄になって核のボタンを押す可能性も高い。
プーチンは、2018年に下記のような恐ろしい言葉を残している。
「ロシアを全滅させようとする者がいるなら、それに応じる法的な権利が我々にはある。確かにそれは人類と世界にとって大惨事だ。しかし私はロシアの市民で、国家元首だ。ロシアのない世界など、なぜ必要なのか。」
プーチンによるウクライナ侵攻は今のところは行き詰まった感もあるが、冷徹なプーチンは所期の目的を果たすために、徹底攻撃と侵略を続けるはずである。自分こそが正義の味方と勘違いしているので、話し合いを通じて自ら戦争をやめるなんていうことは絶対あり得ない。追いつめられれば追いつめられるほど「窮鼠猫を噛む」ではないが、握っている核のボタンを押す可能性も少なくない。核の前に、化学兵器や生物兵器を使う可能性もある。自暴自棄となって、自分の死と引き換えに、地球上の人類を巻き込み、人類の滅亡を狙うことは十分想像される。プーチンが核を使えば、当然、アメリカも核で対応することになるので、まさに第3次世界大戦の勃発となる。まさにノストラダムスの予言通りである。
従って、人類の滅亡を避けるためには、どうしても核のボタンが押される前に、プーチンの首を取る必要がある。すでに懸賞金がかけられているようだが、世界中の叡智を集め、プーチンの居場所を突き止め、プロ集団を使ってでも、何とかしないと地球上の人類は史上最悪の事態を迎えることになる。これはウクライナだけの問題ではなく、地球上の全世界が巻き込まれる恐れがある一大事である。今のウクライナ侵攻を仏教の視点で見ることは大変示唆的であり、プーチンに仏教の教えを学ばせたい衝動にかられる。
仏教に学ぶ幸福論「ウクライナ侵攻~核の脅威と仏教」(3/5):
仏教に学ぶ幸福論「ウクライナ情勢を仏教の視点で考察する」(3/9):
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