国土交通省/6月4日(5)/火山観測
御嶽山 大噴火!
御嶽山 大噴火!
長野・岐阜県境の御嶽山が噴火した。
国土交通省中部地方整備局のカメラが、南側の斜面を這(は)うように噴煙が流れ下る噴火時の状況をとらえている。
この噴煙や降灰に登山者らが巻き込まれ、多くの被害が生じた。
安倍晋三首相は登山者の救助や安全確保を最優先に、状況の把握を急ぐよう指示した。
今後の火山活動にも十分注意しながら、降灰による農作物への被害なども拡大しないよう総合的な対策を講じるべきだ。
登山者にとって、今回の御嶽山の活動は「突然の噴火」であったに違いない。気象庁が御嶽山の警戒レベルを「平常」の1から「入山規制」の3に引き上げたのは、噴火から約40分が過ぎた27日午後0時半過ぎである。
気象庁によると、御嶽山では今月10日ごろから火山性の地震が増加し、今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけていた。
噴火の直前には、火山性微動とよばれるマグマの動きに伴う現象も観測されている。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140928/dst14092803200004-n1.htm
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火山大国ニッポン備えはいま
仕分け対象 監視網に穴
2010年7月6日 朝日新聞
「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要なのか」。
6月に気象庁で開かれた、国土交通省対象の事業仕分け「行政事業レビュー」。活発に活動する全国の火山に高精度の観測機器を設置するという同庁の整備事業に対し、経済評論家の勝間和代氏ら「仕分け人」から厳しい指摘が相次いだ。
麻生政権当時の補正予算で整備は決まった。
地下約100㍍に地震計と傾斜計を設置し、マグマの動きによる小さな地震や地殻の膨張、収縮をとらえる。気象庁はこれまで全国の31火山に計約300台の機器を整備してきたが、このうち約260台はすでに耐用年数を超えている。
同庁の担当者は仕分け人を前に「(補正予算で)火山防災がやっとひと息付ける」と説明したが、仕分けの結論は「抜本的改善」だった。
(中略)
しかも、長野県と岐阜県境で79年に有史以来初めて噴火し、91年、07年にも小規模な噴火を繰り返している御岳山でさえ、観測強化の対象からはずされた。
観測を続ける名古屋大の木股文昭教授は「気象庁の観測体制が不十分なまま大学の観測網が縮小されている。
これでは活火山の監視をやめるに等しい」と話す。
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犠牲になられた方々の、ご冥福をお祈りする事はいうまでもないが、未だ救助を待っている方々の無事な生還を合せて願う事も論をもたない。
日本列島そのものが、火山列島の地質上のリスクの上に於かれている事を考えれば、常に万全の監視体制を怠ることは言うまでもないこと!!
災害は いつ何処で発生してもおかしくは無い、日本列島でその災害を最小限に食い止める方策を怠れば、このような災害に繋がると言うこと。
民主党時代に その予算を何時やってくるかも分からない災害に国家予算を投入する事はむだだと、「事業仕分け」なる愚か極まりない愚策で、大幅に削減されたことは、記憶に新しい・・・
この愚策のために あたら尊い命を失った事実は覆うべくもない。
これって民主党政権による、起こりうるべくして起こった、人災だと言うことに成りはしないの?
勝間和代ら「仕分け人」と言われた面々は何か反論はあるのか・・・有れば言ってミロヤ!!
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