*方丈の里*

時の流れに 身を委ね・・
日々徒然に 想いをつづる

姉妹サイト;”方丈の流れにのりて一句詠み”

【主張】教科書是正要求 教委は法守り信頼回復を

2014-03-17 10:43:53 | 行政




 
  【主張】教科書是正要求 教委は法守り信頼回復を


法を無視し、勝手に好きな教科書を使っていいのであれば、公教育は成り立たない。

 下村博文文部科学相は沖縄県竹富町教育委員会に対し是正要求を行った。市町村へ直接行うのは初めてだ。教育への信頼を損なわぬためにも、国が責任を持って対応する判断は当然である。

 公正であるべき教科書採択ルールを教委自身が乱す、異常な状態が続いてきた。新年度を控えており正常化は待ったなしだ。

 竹富町は石垣市、与那国町の3市町でつくる「八重山採択地区協議会」で教科書を選んできた。平成23年夏の採択で協議会は中学公民教科書に育鵬社版を選んだ。

 尖閣諸島を抱える地域性を踏まえ領土の記述などが充実している教科書を評価した結果だが、竹富町はこれに従わず24年春から東京書籍版の使用を強行している。

 義務教育の教科書を無償配布するための「教科書無償措置法」では、複数の市町村が共同で採択する場合、同じ教科書を使うことを義務づけている。竹富町の法律違反は明らかだ。

 是正要求は地方自治法で最も強い措置だ。文科相は昨年10月、沖縄県教委に、竹富町へ是正要求するよう指示を出したが、従わなかった。沖縄県教委に対し、「重大な事務の懈怠(けたい)(怠慢)」と厳しく批判する通知が出されたのは、当然である。

採択では、各地の教委で教員らの人気投票で教科書が選ばれる方式を見直す動きがある。教職員組合などの特定の政治主張を排し、公正な採択を行うためだ。八重山採択地区協議会も教育委員らが責任を持って選ぶ方法に改めた。

 そうして育鵬社版の教科書が選ばれたのだが、沖縄県教委が採択をやり直すよう不当に介入する問題が起きている。問題をこじれさせ、長期化させたのは県教委や竹富町教委だ。

 竹富町の教育長は国の是正要求について「政治介入だ」などと反発し、新年度も違法状態の教科書を使う考えを示した。

 しかし、竹富町と沖縄県教委が正常化に向けた自らの責任を果たせないから、国が是正を要求したのだ。「政治介入」には、まったく当たらない。

 教育委員会改革が論議されるなか、教委に注がれる目は厳しい。法を守らぬ教委に、地域の教育を託す信頼は得られない。
 


法を無視し 己等の反日偏狭イデオロギーを子供に刷り込む事が、真の教育と言えるのか?

日本は法治国家であると言う認識を持っていれば、法に則った教育を尊守する事が、真の教育と言うものではないのか!

「政治介入」を言う前に 民主主義とは如何なるもであるかを学べ。

教育委員会の選任は 各市町村の行政の長が人選をする物ではないの?

その委員会の中から教育長は選任されると聞いている。

ならば 当然 罷免権も長には権限を保有しているのではないの?

それを 八重山教科書問題を今まで放置してきたと言う事は、職務怠慢の謗りは免れないのでは・・・

文科省が 介入した事は当然の成り行き。

こう言う事を許しておけば 日本の教育行政は崩壊してしまう。

一八重山教委の問題で片付ける問題ではない。

将来有る子供達に 正しい教育を施し 美しい日本の郷土を守る心を育ませる事を、決して忘れては為らない。
 
 


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。