平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

擬宝珠の想い出

2009-07-28 20:12:33 | 花・ガーデニング
いつの間にか奥さんが鉢植えにしていた擬宝珠、今年初めて薄紫に蕾を付けました。

<擬宝珠(ギボウシ)>
ギボウシは、ユリ科の多年草でつぼみの形が橋の欄干の上にある擬宝珠に似ていることからギボウシとよばれます。
ギボウシは雑草のごとく何処にでもある、ということで日本でのギボウシの人気はいまいち、らしいです。
子供のころの昔、家の庭には毎年この時期になると、真っ白な擬宝珠が咲いていたと記憶しています。
亡母が「あぁ、今年も咲いたよね」と言っていたような記憶が微かにあります。
膨らんだ蕾をいたずらに指で潰すと、母に叱られたこともうっすらと憶えています。

◎這入りたる虻にふくるる花擬宝珠 高浜虚子

●時とともに色移り来て花擬宝珠 楓山人



先日のサンパラソル同様、この夏長く咲き続けてくれている花があります。

<アメリカンブルー>
別名:エボルブルス(アメリカンブルーのほうが別名?)
科名:ヒルガオ科
原産:北~南アメリカ、東南アジア

長く咲いてくれるのはいいのですが一年草なので、その年こっきりと言うのがさびしい。(多年草もあるらしい? 種類がちがうの?)

もひとつ、百日草もとても長持ち。(10月過ぎまで咲き続ける)

<百日草にとまったアカタテハ>
科 : タテハチョウ科 Nymphalidae
属 : アカタテハ属 Vanessa
種 : アカタテハ V. indica

朝の容花(かおばな)

2009-06-29 11:51:10 | 花・ガーデニング
白い朝顔がやっと一つだけ開きました。
今年我が家初の朝顔です。
かざぐるまの様な咲き方をするので“かざぐるまシリーズ”「ゆき姫」というかなり小さめの半八重咲き。


<朝顔>
・昼顔(ひるがお)科
・蔓は左巻き
・別名、シノノメグサ
・中国原産、平安時代に日本に渡来
・古代の中国では朝顔は高価な薬で牛と取引されたほどのものだったので牽牛子(けんごし)と呼ばれていた
「牽牛(けんぎゅう)」はそれに因んでいる
・万葉集で「朝顔」と詠まれているのは実は「キキョウ」
・語源:
 早朝に咲く「朝の顔」という意味ではなく、早朝に開花し昼には萎んでしまう特徴を、朝の美人の顔に喩えた「朝の容花(かおばな)」の意味
 容花とは美しい容姿の花、即ち朝に咲く美しい花という事
・8月4日の誕生花(朝顔)
・西洋朝顔:花は普通の朝顔同様、葉には毛がなく形も異なる
 「ヘブンリーブルー」などの品種が有名
・8月4日の誕生花



で、今年は我が家にはこの他に「越後つばき」「団十郎」「出雲のさくら」「江戸むらさき」が順調に開花待ち状態にあります。
去年も同じような5種類の朝顔が毎日次々と9月半ばころまで咲き続けましたが、今年も期待!

朝顔は夏のイメージが強いですが、10月過ぎ頃まで咲き続けることから秋の範疇になる、と言うことで、秋の季語とのこと。
●儚げに白朝顔の咲き初めて 楓山人

梅雨晴れ

2009-06-27 19:49:45 | 花・ガーデニング
今年は空梅雨だそうです。
連日の真夏日。
ついうっかり、庭の鉢に水遣りを忘れて向日葵とデュランタがしおれてました。
昼過ぎになって気づき、慌てて水補給。
午後になってからではなく朝のうちに、と言うのが夏の水遣りの基本。
明日からまたちゃんとやらねば。

ふと見遣ると、ゴーヤに花が咲いていました。
苗木を植えて十日余りたってのことですが、これで早いのか遅いのか、よく分かりません。
また研究課題です。

見ての通りちょっと形が不細工ですが、ちらっと覗いている蕊が黄色いので雄花と判別。
さて今後の成長や如何。


そして紫式部の花が誠に小さく可憐に且つ艶やかに咲いています。

繚乱の平安の世にも、この花は咲いていたのだろうか。
ムラサキシキブというと紫の小粒の実ばかりもてはやされ、その花はあまり見向きもされないようです。
いつもこの時期ウッカリ見過ごしてしまいそうな、さも恥ずかしげに咲くこの花、今年の秋もきっと...と期待させてくれます。

●恥じらいつ式部の花の咲きにけり 楓山人

初夏の白い花

2009-05-30 19:28:26 | 花・ガーデニング
明日は雨予報ということで奥さんは午前中洗濯、午後遅くなってから二人で庭のメンテ。
生協で買ったというアメリカンブルーの鉢植え、薔薇の花後の剪定、そろそろ咲き始めそうな百合に支柱を立て、シダ類カタバミ類の草むしり、...etc
もうそろそろ終わろうか、と思ったら時刻はすでに6時過ぎ。

そんな作業の間、ずっと匂っていたのが真下の畑の栗の花。
此の匂いずっと嗅いでいると時には頭が重くなって来そうな気がします。
どうにも馴れませんが、やっぱりこの季節には欠かせない匂いなのでしょうか。


<栗の花木>
ぶな科
遠くから見ると、白い長い花のように見えます
たくさんの雄花の中に目立たない雌花があると言われていますが、この写真では解りません。

●夕闇に匂ひ重たし栗の花 楓山人


玄関先の<南天の花>
目木(めぎ)科
学名 Nandina domestica
   Nandina(ナンディナ)は、日本語の「ナンテン」が語源。
花は比較的地味な白いもの。真ん中は黄色
漢名の「南天燭」を略して「南天」
実を乾燥させたものには「せき」止めの効き目がある。

●花南天玄関先に福を乞い 楓山人

真夏日

2009-05-10 17:21:34 | 花・ガーデニング
今日は母の日。
今年も娘のmari-sanはカーネーションも有難うもナシみたいです。
そう思って、変わりに私が昨日セレモニーは済ませていますがね。
カーネーションの鉢植えと信楽焼きのカップとワインで...


<カーネーション鉢植え「シュクレ」>
ピンクのカーネーションの花言葉は「女性の愛、美しいしぐさ」だそうです。
ふむふむ...。

そして今日は今年初の真夏日。
エ~ッ!こんな日にやるの~!?...と言うことで、奥さんとガーデニング。
2,3日前に購入した、ちょっと珍しいクレマチスを地植えに。

<クレマチス「ヘンダーソニー」>
通常、クレマチスといえば花弁は6枚または8枚、に対してこれは4枚。
・インテグリフォリア系 
・新枝咲き
インテグリフォリア系のクレマチス、「ヘンダーソニー」です。
ツルが余り伸びなくて、木立性タイプと店の人は言っていました。
四季咲きだし、花後剪定すると何度も咲くとも。
その上、どの位置で切っても大丈夫!
冬場も、地上部が枯れて、ツルが無くなっても大丈夫!
何たって新枝咲き、難しい剪定位置も気にしなくてOKと言うのが、ズボラな我が家にピッタリ。


ついでに現在の庭の様子と言えば...


<メアリーローズ>
去年からの薔薇ですが4~6月の間、実に沢山の花を咲かせてくれました。
今年は更にと期待しています。


<翁草の白髭>
より一段と翁の髭らしくなりました。



<アヤメ>
これは我が家に来てから20年近くなります。
放っておいても不精な我々に毎年律儀にこうして楽しませてくれます。


<シロバナヘビイチゴの実>
今春、数十個の花を付けたのでそれだけ数の赤い実をつけると思います。
まだ赤くはなっていないもののすでに桔実しているものがこの他にもいっぱい。

と言ったところです。

●真夏日や水筒脇に庭仕事 楓山人

もうすぐ本格的に薔薇の季節

2009-05-01 15:11:28 | 花・ガーデニング
今、我が家には薔薇が4種類ありますが、今年になって最初に咲いたのが、去年の暮に苗木で購入した新顔「かれん」です。

<かれん>
このコーラルピンク系が結構気に入っています。
蕾もいっぱい付けているので結構楽しめそうです。
品種名・・・かれん(Karen)
フロリパンダ系(中輪房咲き四季咲きバラのこと)
1995年、日本


<黄公士(勝手に私が命名しました)>
これは我が家の一番の古株で、もう6年目です。
一昨年と去年、思いっきり剪定してから、数多く花を付けるようになりました。
そして、写真のように今年は蕾に赤が混じってます。
これは初めてのことで、どうなるのか、あと二三日後に花開くのが楽しみです。


<メアリー・ローズ>
これは昨シーズンから加わった、二年目の子です。
イングリッシュローズの代表品種とされている「メアリーローズ」。
元気なピンク色のカップ咲き(八重咲き)。
これも蕾いっぱいの状況です。


<赤いミニ薔薇>
これももう4年目になります。
ちょっと地味系ですが本当は蔓バラみたいにもっと伸ばしてあげると豪華に変身するのかも分かりません。

●春さうび歳古りて色変へにけり 楓山人
さうび・・・薔薇(そうび)の古名

ところで本館HPに「バラ・アルバム」というページを作っています。
お暇な時にでもどうぞ。
↓↓↓↓↓↓↓↓
バラ・アルバム

春女苑

2009-04-30 13:02:14 | 花・ガーデニング
4月30日の今日は年始から120日目にあたり、当然のこと年末まではあと245日あり、今年の1/3近くが経過したことになります。

また小説家永井荷風の忌日で荷風忌。
◎浅草の劇場(こや)の灯(ひ)濡れて荷風の忌 芹野はつ

庭には植えた記憶のない草が花を付けています。
いわゆる雑草(この言葉はあまり好きではありません。昭和天皇と同じ?)の類ですね。

<春女苑、春紫苑(はるじょおん、はるじおん)>
北アメリカ原産の帰化植物。
ネットで検索しましたが、春紫苑(ハルジオン)というのは牧野富太郎博士の命名だそうです。
春に咲く紫苑という意味で、別名を春女苑(ハルジョオン)。
これはよく似ている姫女苑(ヒメジョオン)と対比してつけられた名前とのこと。


<紫酢漿草(むらさきかたばみ)>

<芋酢漿草(いもかたばみ)>
両方とも春から夏にかけて咲きます。
開花するのは昼間だけで夜は閉じています。
葉は3枚で「白詰草(クローバー)」に似た形をしています。


世間はGWとか。
妻と娘は世間同様とは行かないらしく、今朝もバタバタと出かけて行った。
さて、私は毎日がGWかな?

●明け方の夢故郷に春女苑 楓山人
あけがたの ゆめふるさとに はるじょおん

チューリップ2種

2009-04-11 13:47:25 | 花・ガーデニング
家を娘のmari-sanに任せて、箱根旅行などで3日ほど出歩いてました。
行く前に彼女に特に言っておかなかったせいもあって、ゴミ出しと鉢植えの水遣りは手つかずのまま...でした。

鉢植えは一昨日昨日のメンテで何とか復活。
地植えのものは今週の初夏の陽気に元気一杯。
チューリップ2種も思いっきり開花しています。
既開花の2種が原種系とすれば、この2種はフリル系と言うのでしょうか。


<ロココ>
花弁の縁が切れ込んでいてフリル状になっています。
オウムの羽のような花弁持ち、球根のパッケージには「存在感抜群のパーロット咲き」と書かれていました。
それにしても我が家のはちょっと開きすぎたせいか、チューリップのイメージから離れてしまったみたいです。
食虫花みたい、と言ったら言いすぎでしょうか。


<ハウステンボス>
ピンクと白のグラデーション、フリルのような花びらが特徴で、フリンジ咲き系と呼ばれ、ファンシーフリルとヨハングーテンベルグという品種をかけあわせて誕生たと言われます。
オランダ・ハークマン社で23年もの間品種改良が重ねられ、オランダ国際球根協会より品種として認められたという由緒正しきもの。
さすがチューリップの国オランダです。

***チューリップについて***
百合(ゆり)科、アマナ(チューリップ)属
学名・・・Tulipa
   Tulipa(チューリッパ)は、ペルシャの古語の「tulipan(頭巾)」が語源。
アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯が原産。
和名は鬱金香(うこんこう)

名前の由来は、オスマントルコからヨーロッパ各国に紹介したと言われ、トルコ人の通訳が名前を「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン)に似ているもの」と答えたため、とか。

花に限らず、ものの名前にはこうした伝来時の誤解や誤訳からくるものが少なくないようです。

チューリップとR・ストーンズ

2009-04-06 17:52:08 | 花・ガーデニング
この何日か、暖かい日が続いていろんな花が開いています。
今日は、チューリップ4種類のうち2種類が咲いたので、ご紹介。


<レディー・ジェーン>
原種系チューリップで、白とピンクのソフトな色合。
今年はじめて植えました。
植えっぱなしで毎年咲くって聞きました。


<リトルプリンセス>
これも原種系。
ただしネットで見ると、リトルプリンセスはオレンジ色で、この色だと<リトルビューティー>と出ていましたが、どうなのでしょう。
球根を買った時のパッケージには間違いなくリトルプリンセス...と。

あと2種類も、もうすぐ花開きそうです。

**********************************

ところでレディー・ジェーン。
かのロック・グループ「ローリング・ストーンズ」の初期のナンバーに「レディー・ジェーン」というのがありました。
当時ストーンズのコピーバンドみたいなグループを作っていた私にとって、この曲もレパートリーにしていたので、とても懐かしい。

The Rolling Stones - Lady Jane


この曲はストーンズにしては、とってもフォークっぽい感じです。
ヴォーカルのミック・ジャガーも何か初々しくて、見ようによってはジャニーズ系みたいに見えなくもない?

今日は以上、明日から二日ほど留守にします。

蕾、開花

2009-03-10 21:30:14 | 花・ガーデニング
昨年は豹変した君子のように、7月に咲いてちょっとびっくりさせてくれた君子蘭。
今年は通常通り。
蕾だったのが、久しぶりの晴れ間ということで開花しました。

<クンシラン>
・学名 Clivia miniata
 「クリビア」は19世紀のイギリスのクライブ家(Clive)出身の公爵夫人を讃えた名前に由来。
・「高貴な花」とのイメージから「君子蘭」の名前になった。
・3月15日の誕生花とか
・花言葉は「情け深い、誠実」



●君子蘭久方の陽に頬染めて 楓山人

翁草

2009-03-01 20:55:46 | 花・ガーデニング
翁草が少し花開いてきました。


首を垂れているので、下から仰ぐようにカメラを向けたところです。
蕾があと3個ほど付いていますが、いずれも地を這うような様相。
その容姿からも翁草の名の通りみたいですね。

別名・・・善界草(ぜがいそう)
      能楽の「善界(ぜがい)」で、大天狗善界のかぶる赤熊(しゃぐま)に花が似ていることから。

万葉集にも詠われているようです。
「芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なるねつこぐさ あひ見ずあらば我(あれ)恋ひめやも」

今日は一句はありません。

絶滅危惧種

2009-02-23 19:11:45 | 花・ガーデニング
一昨日買ってきた「翁草」を鉢植えにしました。
日本翁草は環境省が絶滅危惧種に指定。
最近は目にする事も難しく、幻の山野草と言われている貴重稀少種。
...のように言われておりますが、我が家で繁殖が適いますかどうか。



もうすぐ開花の様相。


マクロでアップ。

時々出かける、秦野戸川公園の一角では3月頃が最盛期となります。
花後はその全体がタネが付いた白い綿毛におおわれる。
まさにその名のごとく翁の白髭のように。

●白き絮幻のごと翁草 楓山人
しろきわた まぼろしのごと おきなぐさ

●歳重ね還りしうぶげ翁草 楓山人
としかさね かへりしうぶげ おきなぐさ

蕾のこの季節は産毛につつまれる翁草も、花後は翁の白髭の如くになり...毎年この繰り返し。

季語は春。

寒の雨

2009-01-09 14:56:11 | 花・ガーデニング
雪予報にちょっぴり期待していたけれど、やっぱり雨に終わってしまった今日。

冬の雨のなかでも特に寒の内に降る雨を「寒の雨」と言うそうです。
また「寒九の雨」とは寒に入って九日目(1月13日?)に降る雨のことを言い豊年の兆しとされている。
真冬の厳しさの中に早くも春が近付くことを感じ取っているのでしょうか。
***一部「週刊日本の歳時記」より引用***


昨年末に買った軒下の鉢植えの紅梅が、冷たい雨の中二つくっつきながら綻んでいるのに気づきました。


庭を点検していると、先日発見した木瓜(赤)の蕾はいつの間にかなくなっていました。
近頃、ノラニャンがしょっちゅう庭に出入りしているので、ひっかけられて、もげてしまったのかも分かりません。
濡れ衣だったら、そう言ってよね、ノラニャン...。

●寄り添うてほころび寒紅梅ふたつ 楓山人
よりそうてほころびぬ かんこうばいふたつ

玄関脇には、年末にはいっぱいの蕾だった水仙が一斉に開花しています。
いつも年明け早々にお約束のように咲いてくれる水仙は、まさに我が家の季節到来を告げる花、といって良いのではと思います。




水仙を詠んだ先人の句
◎其(そ)のにほひ 桃より白し水仙花 松尾芭蕉
◎水仙の香やこぼれても雪の上 加賀千代女
◎初雪や水仙の葉のたはむまで 松尾芭蕉
◎水仙や寒き都のここかしこ 与謝蕪村

晩秋をむかえ

2008-10-19 20:02:58 | 花・ガーデニング
そろそろ晩秋を迎えんとする今日この頃。
突然襲われたように感じた寒さに布団にしがみ付いて目覚めた今朝でありました。
枕草子に「すさまじきもの...」というくだりを想い起させましたねえ。
「冷まじ」と書くが「寒し」よりも迫力があるという。

「もうそろそろ、庭をなんとかしないとねえ」という昨日の奥さんの言葉に応え、昼過ぎから、庭をなんとかするため、重い腰を持ち上げつつ。

その前に、昨日家の庭及びの周辺で採集したものを花瓶に。

橙色のは、薔薇の実です。
あとは、この季節良く見かける草花たちです。

庭に出てまず私は、朝顔の種の採取に取り掛かる。
「お銀」「弥七」「団十郎」はすぐに取り終えたのに、この夏思うがままに咲き誇ってその蔓を伸ばし放題であった「飛猿」と「江戸紫」双方絡みに絡みあって、ブレイクするのに一苦労。
と、もたもたしているところに、奥さんの柄にもない(失礼!)悲鳴が聞こえ、駆けつけて見ると、巨大な青虫二匹。

葡萄の木に掛けていたネットにしがみ付く悠然たる様や如何...


もう一匹。
朝顔の種との比較でその大きさが知れようというものです。

こんな青虫がいるということが、我が家では庭に一切農薬の類を用いていない、明らかな証拠とも言えるのでしょうか。

この青虫くんたちをどうしたかって?
勿論、生かしたまま前の畑に移動させました。
つまりやっとの思いで放リ投げただけ、ということですぅ~。

まあこのような驚くべきことがいくつかありつつ、花壇の範囲を少しだけ広げ、買い置いた"ドウダンツツジ"を植えました。

3本植えたうちの1本です。

奥さんがまた声を張り上げ、駆け寄ること何度目か...

これは、木瓜の実ですね。
初めて見ました。

●青虫の地に落ちる音聞こえけり 楓山人

ティランジア

2008-08-12 20:44:52 | 花・ガーデニング
朝起きて庭に出たら、ティランジアの花が咲いているのを発見。
扁平なピンクの花穂から紫色のが...
そうかぁ~こんな風に咲くのか~。
ちょっと感動ものでした。


<ティランジア>
・パイナップル科
・学名 Bromeliaceae : エクメア属
・北アメリカから南アメリカにかけて分布
・アナナス(鳳梨)の仲間
・空気中から水分を吸収する。
・サボテンのような花のつき方
・スウェーデンの植物学者、ティランズさんにちなんだ名前

今日も五輪実況三昧、女子柔道で金メダルの速報が先程流れました。

●ティランジア五輪にけふも家籠り 楓山人