やっぱり、大きなおもちゃ屋さんをゆっくり見て回る時間って大事だと思うんですよ。
そういう時間がなかなか取れなくなって来たから、余計に思うんですが。
たまに、全然チェックしていないジャンルのコーナーで思いがけない出逢いが待ってたりするんですよね。
今回レビューするのは、そんな偶然の出会いと一目ぼれで購入した玩具です。
それが、こちらの「アンパンマンミュージアムシリーズ はっしん!こうてつばいきんまん」。
いやぁ、アンパンマンの玩具買ったのなんて、娘がまだ未就学児だった頃だもんなぁ。
しかも、おもちゃ好きでたまに話題に上るのって、BANDAIから出してる変形玩具の事の方が多くて、SEGA TOYSのは全然チェックしていませんでしたよ。
調べたら2019年発売の商品!
そんな前からあったんですね。
商品自体はとてもシンプルで、プラ製の本体フィギュアと手持ち武器のドリルのみが入っています。
背面にはウイングがありますが、横ではなく上に伸びている珍しいデザイン。
アンパンマンの世界観にふさわしい丸を基調としたデザインで、鉄人28号のようなレトロカッコいいメカデザインですね。
付属のドリル武器は、手持ち状態に出来るのですが、おそらく、本当は手首交換にしたかったのを対象年齢を考えこういう方式にしたんでしょうね。
ドリル自体も簡易的な1ピース構成なので、大人的にはもっと大きくて重厚感がある、グリグリ回るドリルを持たせたくなってしまいます。
頭部アップ。
この「こうてつばいきんまん」というキャラ、全く知らなくて、てっきりばいきんまんが戦闘用スーツを着用した姿かと思ったら、ちゃんと巨大ロボなんですね。
頭部はばいきんまんを模っていますが、耳のあたりにメカ風情を感じます。
対象年齢3歳以上の玩具なので、関節可動もシンプルで安全性が高くなっています。
しかし、肩関節は回転と横軸可動の機能があるので、ある程度のポージングも可能です。
残念ながら肘、ヒザは曲がりません。
また、背面には搭乗用ハッチが設けられており、同シリーズのアンパンマンミュージアムのフィギュアを搭載することが出来ます。
このハッチ、もう少し大きければ付属のドリルを仕舞っておけて「余剰パーツ無し」に出来たのに・・・
ちょっと残念!
そして、こうてつばいきんまんの最大のギミックは・・・
背中のウイングと頭部を押し込むと、ロックされるようになっており
胸の赤いボタンを押すと、スプリングギミックでパシャっと小気味よくせり出します!!
つまり
背中のハッチからばいきんまんが搭乗⇒ロボット機動でウイングと頭部が飛び出す!
という、男なら誰でも好きな発進シークエンス遊びが出来てしまうんですよ!
もう、これだけで「買い」ですよね。
唯一、個人的に残念なのが、表面処理がキレイすぎる事。
全体にツルツルピカピカで、この撮影時もかなり余計なものがボディに写り込んでいます。
パッケージの写真では、しっかり艶消し処理がされていて、まるで鋳鉄で作ったかのような質感に見え、まさに「こうてつ」の名にふさわしい雰囲気になってるんですよね。
これはやはり艶消しトップコートかなぁ。
本体の大きさは20センチ程度なので、このように他の色々なフィギュアとも一緒に遊びやすいサイズ。
いやあ、しかし、ばいきんまんのロボットなんて「だだんだん」しか知らなかったんですが、こんなカッコいい戦闘力高そうなロボットがいたんですねぇ
まあ、それでも生身のあんぱんまんの方が強いって設定なんでしょうけどね。
しかしばいきんまんは、食品や動物の妖精だけが住むファンタジーな世界において、唯一の「死」「滅」「腐敗」を象徴するキャラ。
彼が居なければ、増え続ける妖精で世界は覆いつくされてしまいますからね。
そんな「必要悪」だからこそ、いつまでも愛されるキャラクターなんだと思います。
・・・そろそろあんぱんまんもロボット装備持っても良いんだぜ?
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