ガンダイスのコレクターであり、造形趣旨に深い、た<お🐨シ"ャフ、ティフ、(Xアカウント:@Takuo_Justice)氏
氏より譲っていただいたオリジナルのガンダイスケースを紹介する。
黒く光沢のあるアクリル板に、眼魔伝のマーク。
封印のシールが貼ってある。
厚みと重厚感のある作りで、た<お氏は試作品と言っていたが、かなり高クオリティである。
この外観は外部ケースとなっており、全体が斜めラインで分割する仕組みになってる。
内部にはガンダイスを収納するケースが二重になって収納されている。
これも非常に高い精度で組み立てられており、収納時には振り回しても内部ケースがガタつくことは無い。
内部の収納ケースは、1段に3×3マスの9マスが設けられており、内張りの赤い布が高級感を演出している。
二段にガンダイスを実際に収納したところ。
同じく氏の作られた超眼・魔斑狼も収納できる。
合体する超眼や核ダイスも収納可能な大きさになっており、これで18個のガンダイスを収納できる。
た<お氏からは特に名称など指定は無かったが、「眼魔箱」と書いて「ガンバコ」と読む事にする。
こちらは同じくた<お氏が作られた、眼魔小札絵のラージ版。
印刷用紙が特殊光沢のものを使っており、いわゆるトレーディングカードなどのレア版のような反射を見せているのがお分かりいただけるだろうか。
大きさは通常の小札絵の倍近くある。
実際に対戦ゲームをするのであれば、このくらいの大きさが使いやすいだろう。
ここで改めて、た<お🐨シ"ャフ、ティフ、(Xアカウント:@Takuo_Justice)氏の活動をまとめてみた。
やはり、氏の活動での代表と言えば、「超眼・魔斑狼」であろう。
眼魔伝ガンダイス発売当時に、コロコロ誌上で発表されたものの、発売されずに終わった幻のガンダイスが魔斑狼である。
これを数少ない資料から、実際に大きさまでを計算し創り出したのがこちらである。
特殊ギミックである背面のハサミ状のパーツと、その可動も再現されている。
参考記事
眼魔伝ガンダイス 解放 〜超眼・魔斑狼編〜(非公式版)
他にも、オリジナルペイントや幻のガンダイス造形がある。
こちらの武具ダイスも、実際の製品では出されていないオリジナルである。
この武具ダイスのオリジンは、コロコロ誌上で初めてガンダイスが紹介された際、大きく写真が載っていたダイスである。
恐らく初期の試作品なのだろうが、現存する資料はこの写真1点のみである。
わずか1枚の写真から立体に仕上げる氏の腕には感服する。
こちらは、大力王をリペイントしたオリジナルダイス「大力王・魔」
ガンダイスはその造形とカラーリングが最大の魅力と言えるが、このようにオリジナルカラーを塗って楽しむ方法もある。
もっとも、メタリックカラーでここまでキレイに塗り分けられるのは氏の腕前によるものだが。
また、通常のガンダイスのコレクションもしているが、やはり彩色ダイスを手に入れるのは今からでは非常に難しい。
特にブースターのダイスはそれ自体がなかなか市場に出回らない。
そこでた<お氏は、比較的入手しやすい海外版などの単色版を入手し、自身で塗装を剥がしリペイントしている。
正直、ガンダイスという玩具は、対戦ホビーとしては二流以下と言わざるを得ない。
しかし、ただコレクションするだけでは、20年以上経つ古い玩具なので絶対数が少なく、おそらくはこれ以上、コレクター界を揺るがすようなデッドストックが出てくるような事も無いと思う。
た<お氏のように、オリジナルでグッズを作ったり、リペイントで楽しむのも充分にありだと思う。
もちろん、二次創作である以上、常識的範囲内での楽しみ方に限定される。
個人製作のニセモノがその出典を隠し売買されるような事があってはならない。
ガンダイスが贋ダイスとならないよう、祈っている。
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