前回、レビューした「AKEDO(アケド)」。
今回はスターターパックをご紹介。
アケドはウォリアーと呼ばれるミニフィギュアで対戦を行いますが、オフィシャルバトルでは最大3体を使っての対戦となります。
そこで買ってすぐにデッキが組めるスターターパックが、国内では3種類発売されました。
自分が購入したのは3種類のうち「キックアタック」のセット。
今回はこちらをレビューしていきます。
パックの中身はウォリアー3体、コントローラー1個、そしてトレーニングマシンです。
トレーニングマシンが付いている事で、対人戦だけでなく一人でも遊べるように工夫されています。
付属の各ウォリアーを見ていきましょう。
こちらは「スーパーシャーディーベア」
巨大な手の爪を武器として戦うビーストストライカーです。
頭部に攻撃を受けると、このように「スプリットストライク」状態になります。
バトルアリーナ付属の「クロウサムシャーディー」との比較。
この熊、実はアケドのシリーズ1から居るキャラで、シリーズ別に武器や性能を変えてリリースされています。
調べる限り、シリーズ1での姿は全身にツギハギがあり、着ぐるみと思われる設定です。
シリーズ3でメカ化され4本腕になり、シリーズ5では着ぐるみからビーストミュータントに生物化されたんでしょうか?
アケドでは、このようにシリーズごとで姿は違えど、おそらく同一キャラだろうと思われるウォリアーがいます。
この辺も、そもそもモチーフにしている対戦格闘ゲームを参考にしているんでしょうね。
お次は「トライ クウォント」
トリケラトプスのウォリアーです。
今回、3種類のスターターパックでこれを選んだのは、このトライ クウォントが入っていたから。
国内販売されたウォリアーで唯一のハイキックタイプだったので選びました。
こちらも頭部への攻撃でスプリットストライク状態に。
ポージングの関係で上半身が斜めなので、スプリットストライクでも半身はまっすぐの状態になります。
ちなみに、ウォリアーが持っている武器は、他のキャラも含め取り外しが出来ません。
最後の1体は「ドラゴンブレードシェイズ」
なんか、鼻が曲がってるんですが、どうもハズレ個体を引いたようで・・・
鎧と武器を装備したウォリアーで、このキャラもシリーズ1から登場しています。
見た目は全然違うのに、チャックス・リーというキャラと兄弟の設定らしいです。
スプリットストライク状態。
台座が金メッキになっている通り、レアリティの高いキャラに設定されています。
アケドのウォリアーには、シリーズごとにレアリティが設定されており、いわゆるレアキャラ設定もいるのですが・・・
海外版では、ブラインド方式販売のブースターパックもあるらしく、レアリティ設定の意味も分かるのですが、オープンパッケージで買えるキャラにはあまり意味がないような・・・??
しかも、レアキャラだからと言って強い訳では無いんですよね。
スターターパックには、専用コントローラーが付属しています。
コントローラーにウォリアーをセットし、レバーを前後に動かすことでウォリアーが台座ごとクルクルと動くようになっています。
コントローラー側面には、HPのカウンターが設けられており、オフィシャルバトルで戦う際はマーカーを手動で動かします。
その他、名前は分かりませんが、トレーニング用のマシンが付属します。
ドラゴンをモチーフにしたパンチングマシン。
うまく攻撃を与えると、ドラゴンの頭部と翼のある上半分が、ポールに沿ってクルクルと上昇します。
勢いが収まると、重力でまた下にクルクルと下がってくるので、再び攻撃を当てていきます。
実際に対戦するときは、各キャラの攻撃を当てやすい「間合い」が重要なので、ただのトレーニングゴッコではなく実際にちゃんと練習になります。
今回、ハイキックタイプが欲しくてこのスターターパックを選択しましたが、やはりトライ クウォント強いです!!
通常のウォリアーは武器や腕が遠心力で動き、相手の頭部位置まで上昇するのに対し、ハイキックタイプは最初から頭部を攻撃できる位置に足が有るので有効打が発生しやすいです。
さらに、その足の上に構えられた武器との二段攻撃になるので、スプリットストライクを取れる確率が上がります。
おまけに、この武器と足のおかげで、こちらの頭部への攻撃が位置的に当たりにくくなっています。
バトルアリーナ付属の2体と合わせ、計5体のウォリアー。
一概にどれが強いとも言い難く、対戦による相性や、こちらの操作戦略でも結果が変わってきます。
あと、単純にこういうミニフィギュアが増えるというのはワクワクしますね。
アケドはウォリアー1体のシングルパックでも、対戦相手さえいれば十分に楽しめますが、こうしたスターターパックは初心者としては何を基準で選んだらいいか分からない時にはとても助かります。
これを使って色々遊んでみれば、次にどんなウォリアーをデッキに組み込めばいいか、なんとなく考えが出てきますね。
AKEDO、なかなか奥深い玩具です!!
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