先日に部屋を掃除していたら、たまたま発見したガシャポンをレビュー。
20周年を迎え、続編も制作されて盛り上がっている「特捜戦隊デカレンジャー」
そのデカレンジャーのいわゆる戦隊ロボ1号がデカレンジャーロボです。
え、あれからもう20年経っているのか・・?!
既に当時はミニプラの進化が話題となっており、プロポーション、可動性がDX玩具とは別方向に進んでいた頃でした。
そんな中、発売されたのがこの「カプセル合体」
当時は1回300円で、全五種でした。
パトストライカー。
彩色とシールで劇中通りの色が再現されており、タイヤはコロガシ走行が可能になっています。
劇中での車体後部のアーム展開や、武器の取り付けは残念ながら再現されていません。
パトジャイラー
戦隊メカとしては割と大きめの飛行メカ。
変形のためのギミックはしっかり搭載されていますが、プレイバリューに繋がるギミックがほとんどないのが寂しいですね。
ジャイロの羽根は開閉は出来ますが回転しないのでバルカン砲が展開できません。
また、ジャイロワッパー部分の取り外しも不可です。
パトレーラー。
こちらも牽引トラック風のジョイントなど、全体的にはディティールも細かいのですが、コンテナ開閉ギミックがないため単体でのプレイバリューは低めですね。
まあ、300円でフル彩色完成品が買えたことが今となっては奇跡的ですが。
パトアーマー。
こちらには、デカレンジャーロボ時の右拳と武器であるシグナルキャノンが付属していますが、ご覧のように余剰パーツになっています。
車体後部の投光器ギミックは無いので、残念ながらジャッジメントソードも再現できません。
パトシグナ―。
こちらにはデカレンジャーロボ時の左拳が付属しています。
もともとの曲線主体のボディと、商品の大きさからチョロQを彷彿させます。
パトシグナ―はサインボードを開く事は出来ますが、基部の回転は無いので劇中のようにサインを正面に向ける事は出来ません。
また、パトアーマーとパトシグナ―は内部にプルバックゼンマイが入っており、走行ギミックを楽しむことが出来ます。
劇中ギミック再現よりも、実際に手に取った子供が遊べるギミックを優先しているんですね。
合体は拳の差し替え以外は、劇中やDXにならったギミックを搭載しています。
パトストライカーはちゃんと内部に頭部が入っていますし、パトジャイラ―も着陸脚の収納も再現されています。
デカレンジャーロボの完成です。
合体方法はかなりシンプルな「ボディ担当に手足が付く」というスタイルなので、ガシャポン商品でも再現しやすいですね。
全体的に太くてゴツイ体型ですが、DX玩具と比べると、パトストライカーが小さめでパトアーマーとパトシグナ―が一回り大きくなっています。
1カプセルごとの商品の大きさを揃えるためなんでしょうね。
武器がシグナルキャノンしか付いていませんが、劇中でも印象的な武器なので、これだけでも十分カッコよく飾れますね。
何より、このドッシリしたプロポーションが素立ちでも重厚感を出してくれています。
同じガシャポン商品の「GP合体キングオージャー」との比較。
大きさ、材質、ギミックなど、クオリティに20年の差を感じますね。
この二体、どちらもその後に2号ロボなどとのスーパー合体があるのにカプセルで展開されなかったという同じ境遇でもありますね。
そして、何よりこのカプセル合体版の最大のギミックはLED発光!!
・・・すげえ、電池も替えていないのに20年経っても発光するよ!!
プルバックゼンマイのギミックを持つ両腕は光りませんが、胴体、両足が劇中やDX玩具と同じように発光します。
さらに、DX玩具では発光ギミックは中心のパトストライカーに集約されていて、脚の発光もパトストライカー側で光らせていたのに対し、カプセル合体版はちゃんとパトジャイラ―、パトレーラーにLEDが仕込まれています。
写真は合体後の発光状態しかありませんが、各ビークル状態でも発光できるのがポイントです。
今のところ、今季のブンブンジャーはGP合体も出ないようですし、今までもカプセル合体、GP合体が必ず出ていた訳でもないですが、やはり手軽に集められて手軽に遊べる戦隊ロボとしては非常に良いカテゴリーだと思います。
マジキングも傑作だったもんなぁ
是非、今後もシリーズを続けて欲しいですね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます