(゜Д゜)…愚かなり、儂!!
(T^T)…愚かなりぃぃ…
( ºωº )…まーたやっちゃった、充電忘れ
朝日の写真を五枚撮っただけで今朝の撮影は終了です
やっちゃったものは仕方ないので、今朝も手ぶらで川っぺりをぶらぶらしていました
…そーしたらば
(〃▽〃)エナガ忍軍に包囲されーの、モズ子たんが至近距離に止まりーの…
(〃▽〃)ジロ吉(ホオジロ男子)が私の傍に帰ってきーの♪、更に!ジロ吉の歌にメロメロになったジロ子たん(ホオジロ女子)が、とても絵になる構図で止まりーのぉ!
そして…
.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.
ジョビ子たん♡が私の鼻先を掠めて帰って…キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!ーの♪
(^^)…などなど、今朝はご褒美満載の川っぺりでした
ジョビ子たんやジロ吉くんみたいに、最初から人間との距離感やパーソナルエリアを気にしないコはともかく
他の小鳥たちは…やっぱり、私が手ぶらだとカメラを持っている時より、全然近くまで行ってもおっけーみたいでござるね♪
今日はこれだけというのも淋しいので…
特別番外編
[彼女さんの夜明け] 第14.5話
[彼女さんの夜中:魔女達のバレンタイン前日]~の、巻デス!
??「馬に蹴り殺される宿命なら‥この身にかえて、散らせて見せよう恋の華!…フゥワッハッハッハッハーーッ!」
??「…憎いですの、…甘いものが憎いですの、‥甘い空気が、雰囲気が、甘々な……カップル達がぁぁぁぁぁ!……憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い…で…御座いますわ‥フシュー!」
??「イチャコラ☆ダメ☆ダメー!ぶっコロコロしちゃうゾー♪」
あーもう!また、この季節が来ちゃったわ…
とてもバレンタインの前日に集まった三人の若い娘のセリフとは思えないよね
ここは[地獄に住まう魔乙女達]の集会所と化したわたしの部屋…
そして‥
「おい彼女ぉー、いいかげんバレンタインでキャッキャッウフフなんて奴等、根絶やしにしよーぜー!。そして私と共にやさしく甘美なる暗黒の世界へ‥どこまでも堕ちて行こうぞ!」
ーーと、邪悪な笑みを浮かべてわたしに詰め寄って来るのが、2つの意味で御頭脳様が腐っている‥わたしの腐れ縁の友人、A子
「…そう‥ですわ…彼女先輩‥フシュー…A子先輩の…暗黒世界はともかく…バレンタイン…こんなにも甘く…殿方へ…爛れた習慣…いけないですわ…フケツですわ…いけませんわよね!…ねえ先輩!!‥フシュー!」
…って、ただでさえ大きな目が細身のメガネの奥で更に大きく見開かれ、静かな口調から謎の呼吸音つきで剣呑なセリフを吐かれていのが…わたし達の後輩C美ちゃん
「にゃーっはっはっはっはー♪そーだよかのじょねーさま♪だんしなんてばかばっかりだもーん♪」
…あーもう!、このコだけはA子やC美の地獄オーラから守らなきゃって頑張ってたのになぁ…
このコは最近仲良しになった小学生のM子ちゃん。明日からお休みだからってさっき遊びに来ちゃったのね
そしたら早めに来たA子にトッ捕まっちゃってこの有り様…もう手遅れかな?
今年のバレンタインの前日が、よりにもよって13日の金曜日って…嫌な予感しかしなかったのよね
…これ以上ないぐらいA子好みのシチュエーションだもの
今日はわたしんチで、[ドキドキ☆バレンタイン前日!乙女たちのハラハラドキドキお泊まり会♪いえーい]ってことでみんな集まってるんだけど…
今回はA子とC美ちゃんのせいで[バレンタインデーを呪い世界を滅する悪い魔女のサバト]…みたいなお泊まり会になってるのよね
ほんとなら、M子ちゃんはまだ小学生だし…いろいろコジらせたお姉ちゃん達とは会わせたくなかったんだけど
…こうなったら仕方ないわ
地獄の釜の蓋はもう開いちゃったようだし
( ´罒`*)✧‥まずはA子からトドメを刺しちゃおーっと♪(悪笑)
彼女( ̄∀ ̄)「ねぇA子、チャラ谷先輩がねー♪」ニヤニヤ
スゥーーッ!!っとA子の顔から血の気が引いてます(ウフハ♪)
A子は隠しているつもりだったのでしょうけど、チャラ谷さん(素敵な恋人のオチリに敷かれている部活の先輩)の事が好きなのなんてバレバレですのー♪
A子「なっ!おま!ちょっと待てー!彼女!!な、な、なんでいきなりチャラ谷先輩の名前がここで出てくるーー?!」
彼女「えー?だってー」ニヤニヤ
A子「おま…し、知って…グッ!ウゥッ」
C美「まあ…まあ、…まさかA子先輩、が…裏切り…者‥ですか………フシュー…ゆ、ゆるすまじ」
彼女「C美ちゃん!」
C美「はい…フシュー‥血の厳粛…やってしまいま…ヒッ!…ヒイィィーーーーッ!!」
わたしはC美ちゃんの目の前に、クリムトの「接吻」という有名な絵画の画像をスマホに表示し、突きつけました
C美ちゃんは、ちょっと今時珍しい本物の箱入りお嬢様なの
その鋼の貞操観念は、こんな芸術作品でさえも、免疫…ゼロ
わたし達と仲良くなってから、これでも随分鍛えられているんだけどね
2人とも床に手をついて肩で息をしています
まるで十字架を突きつけられたハリウッド映画の悪霊みたいね♪
M子「…あれー?どうしたのーおねーちゃん……フアァァ…」
M子ちゃんはもうオネムみたい
M子ちゃんをわたしのベッドに寝かせてから、わたしはA子の手をとり話かけた
彼女「ねぇ、A子」
A子「…な、なんだよ」
A子はもう涙目になっている
彼女「チャラ谷先輩に彼女がいることは知っているよね」
A子「…ああ」
彼女「A子はいっつもうまく行っている恋人のいる人を好きになっているって、気がついている?」
A子「…だって!…しょうがないじゃないか!……いつも、いつも…なんでさ」
彼女「あのね、A子の家がいろいろ厳しいことは前からよく聞いたじゃない。だからね、今現在幸せそうな人に惹かれてしまうのは仕方ないかもしれない」
A子「そ………」
彼女「わたし今から嫌な事いうよ」
「チャラ谷先輩が幸せそうに見えるのは恋人さんのおかげよね」
「もしA子とチャラ谷先輩が付き合ったとして、A子もチャラ谷先輩も幸せにはなれないよ」
A子は泣きながらわたしをみてる…
彼女「あのね幸せそうな人に好意を持つことは普通のことだけど、その幸せを壊してしまったら…誰一人幸せになんかなれるワケないじゃない?…分かる?」
A子「………………………………………………」
A子、まだ少し意地になってる
彼女「あのね、幸せを、お家、建物のお家に例えるとね‥通りすがりに素敵なお家を見てイイナーって思うとするじゃない」
「それで自分もこんな素敵なお家に住みたいって思うわよね」
「で、手っ取り早くその素敵なお家の屋根を持って来れたとして、ね」
「あなたにはまだ、その素敵な屋根を乗せられるだけの土台や土地がないじゃない」
「せっかくの素敵なお家も、ある日いきなり屋根がなくなっちゃったら、その家の人達みんな不幸になっちゃうじゃない」
「わたし達はまだ子供なんだからさ、土台がないことは当たり前なんだけど、土台をつくることはわたし達子供が将来、幸せになるための一番大切な仕事だと、わたしは思うんだ」
A子「……グスッ‥う、う、ウアーーーんんん!!カナメちゃーーん!」
(ぐえ!A子、チョーク!チョーク!)…わたしに飛びついて来たA子の腕を少し緩めるとー!!
C美「うあーーん!かのじょせんぱーい!わたしをお嫁さんにしてくださいませーー!!」
彼女「ぎゃーーーーっ!!」
「C美ちゃん!死ぬ!死ぬ!苦しい!苦しい!グエェ! )
M子「あーーーっ!ずるーーい!!わたしもおよめさんになるーーー♪」
ドッタンバッタン!ドッタンバッタン!ドッタンバッタン!…
そして深夜零時、日が変わった今日はとうとう2月14日バレンタイン当日
わたしの部屋でさみしい乙女4人がグッチャグッチャに絡まって寝ています
明日、ジョビ子ちゃんに会いにいけるかしら……と、心配しながらわたしも…眠たく……………zzz
明日もいい1日でありますよーに…zzz
おしまい