風月庵だより

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インド サロメと呼ばれた女性

2016-03-08 10:36:34 | Weblog

3月8日(火)晴れ、暖か【インド サロメと呼ばれた女性】

今日も暖かそうで怖いですね。花粉症がついに発症してしまいました。今年からは大丈夫だろうと思っていましたが、やはりダメでした。ご葬儀が続いてありましたり、税金の申告書を作成したり、とにかく忙しかったので、少し疲れていたところに、杉の花粉の舞うころと重なってしまったからでしょう。

ところで、今朝、突然 、一人でインド旅行に出かけたころをふと思い出しました。そこで、ドイツ人と結婚していたサロメと呼ばれていた女性のことを思いだしました。彼女は日本女性ですが、劇団に所属していた頃、サロメの役を演じたそうで、それでサロメと呼ばれていたのだそうです。

まさか、このブログをご訪問くださる方の中に「サロメ」さんをご存知の方は、いらっしゃらないでしょうが、もしかしたらその可能性もありますので、ちょっと書いてみます。

本当に自由な発想をお持ちの方でした。またお会いしてみたい方です。ゴアのダイヤモンドホテルにご一緒して、おいしいインド料理を食べたことを思いだしました。

そのとき、海岸を浮遊するようにふらふらと歩いていた一人の西洋人の女性がいたことも思い出しました。あの子はLSDでやられたのだと、誰かが言っていました。合成された麻薬の怖さを目の当たりにしました。LSDのような覚せい剤は、脳を壊してしまうのですね。

そういえばニューデリーに降り立ったとき、私と同じ12月8日生まれの関西の方の青年と一緒になりました。名前は記憶がありません。あの頃、多くの若者たちがリュックを担いで、海外に旅に出ていたものです。この頃はどうなのでしょう。その青年も元気でしょうか、と思い出します。まさかインドで出会った女性が出家しているとは思ってもみないでしょうから、このブログを御訪問なさる可能性は少ないでしょうが、ふと珍しく過ぎ去った若いころを懐古して書いてみました。

人生は、多くの思いでで一杯の万華鏡です。

ふと、ダンマパダの言葉を思い出しました。

花の束から多くの華鬘を、 作ることができるように

人間として生まれたものは 多くの善を作るべきなり(『ダンマパダ』53)

お釈迦様の教えは難しいことではなく、本当に人間として当たり前の教えですね。

皆様、どうぞ、お体をお大切に。

(ハッピーです。この猫だけは避妊手術をしていないので、闖入猫がテリトリーに入ってきますと、戦いを挑んでいます。老いても頑張っているのです。)