■[小沢一郎氏と小沢新党]は[オランド大統領とフランス社会党]の日本版!
私は今年の2月13日のブログに[日本の小沢一郎氏、フランスのフランソワ・オランド氏、
米国のロン・ポール氏が世界を変えるだろう!]という記事を書きました。
【参照記事】日本の小沢一郎氏、フランスのフランソワ・オランド氏、米国のロン・ポール氏
が世界を変えるだろう! 2012-02-13
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/d92b61026b8a1670408b4fd26e1a364b
3人の[革命家]の内、フランスのオランド氏は5月16日のフランス大統領決選投票で現職の
サルコジ大統領を破って2人目の社会党出身の大統領に当選しました。
米国のロン・ポール米下院議員は、米国大統領選挙に向けた共和党予備選挙に出馬し初期の
大手マスコミによる[泡沫候補]扱いどころか最後には5候補中第3位につけて3州で勝利して
代議員を獲得するほど善戦しました。
日本の小沢一郎民氏は、6月26日に予定されている衆議院での[消費税増税法案]に反対して
その日のうちに民主党を離党して[小沢新党]を立ち上げます。[国民生活が第一]
[2009年マニフェスト遵守][消費税増税反対][原発再稼働反対][TPP参加反対]を掲げて
[民自公大連立政権]に真っ向から対決する戦いに決起します。
▲ オランド・フランス大統領は[60の政権公約]を実現できる政権基盤を
獲得した!
オランド大統領の与党である社会党会派(社会党と緑の党)は6月17日のフラ
ンス総選挙で国民議会(下院)の全577議席中過半数289議席を大 きく上
回る314議席を獲得したのです。その結果オランド大統領の政権与党は国民議
会と上院の両方で過半数を制することになったのです。
しかも政権与党は県議会と地方議会のほとんどを多数派ですでに握っており、さ
らにマルセイユとニースとルアーブル以外の主要都市の市長も握ってい ます。
左派が下院、上院、県議会、地方議会、主要都市市長の全てで多数派を形成した
のは、う1958年以来初めてで画期的なことなのです。
サルコジ前大統領の[金儲け至上主義=新自由主義]と[戦争至上主義=ネオコ
ン]の政策に真っ向から反対して大統領に当選したオランド大統領は、 安定多
数の政権基盤を獲得して[60の政権公約]を実現できる状況になっています。
【参照記事】フランス社会党オランド大統領候補の[10の画期的な政策]
2012-02-08
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/0466b0bf30d04b1d5d5e20062574ee39
【参照記事】フランス社会党オランド大統領候補の[60の政権公約]を一つに
まとめてみました!2012-02-15
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/955386999d70bddf99fbcd1d8b9f1bd1
▲[小沢一郎と小沢新党]は[オランド大統領とフランス社会党]の日本版!
翻って日本の状況ですが、6月26日(火)予定の衆議院での[消費税増税]に
反対票を投じる小沢井一郎元民主党代表は直後に50-60名規模で [小沢新
党]を立ち上げることになりますのでこれでようやく[オランド大統領とフラン
ス社会党]の日本版[小沢一郎と小沢新党]が登場することに なります。
フランスでは左派の社会党から[新自由主義]と[ネオコン]に反対するオラン
ド大統領が登場しましたが、日本では左派が完全に解体されていますの で、米
国のロポール下院議員と同じく[保守本流]から[国民生活が第一]を掲げて
[新自由主義]と[ネオコン]に反対する小沢一郎氏が[首相]と して登場す
る基盤が出来たということだと思います。
この間繰り返して主張してきましたが、2009年3月3日の[西松建設事件]
とその後の大手マスコミによる[小沢バッシング][鳩山バッシング] [民主
党バッシング]がなければ、小沢・鳩山民主党は2009年8月30日の総選挙
で3300万票どころか4000-4500万票を獲得して衆議 院で2/3以上の
議席を占めて強力な政権基盤の[小沢首相]が誕生したはずなのです。
小沢政権は2010年7月の参議院選挙でも圧勝して参議院でも2/3以上の議席
を獲得して[絶対安定政権]となり、今でも[小沢首相]であり[東 日本大震
災]と[福島第一原発大事故]への対応は全く異なったと思われます。このこと
は誰も主張ませんが決して忘れてはいけないのです。
【参照記事】[政治弾圧]がなければ首相は今でも小沢一郎氏!2012-04-05
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/e07afde2ed849de424750ed445371230
(終わり)