なぜAIG生命保険は救われ、リーマン・ブラザースは見棄てられたのか
第二次世界大戦中、アドルフ・ヒトラーの戦争の資金源=金庫となったドイツのシュローダー銀行は、その運営をブッシュ=ロックフェラーのシティバンクが担当していた。その中心はブッシュの腹心の部下で、後にCIA長官になるアレン・ダレスであった。
このナチス銀行=シュローダーが資金を出し、その生命保険部門として創立されたのがAIG生命保険であり、現在、日本ではGEエジソン生命、アメリカンホーム生命保険、アリコジャパンとして活動している。
ヒトラーの銀行シュローダーから資金を与えられ、AIGを創立したコーネリアス・スターは、第二次大戦中、ブッシュの直属の部下として働くOSS(現在のCIA)の諜報員・スパイであった。
この生命保険会社の正体はナチス=CIAである。
その後、長らく、この生命保険会社の会長であったモーリス・グリーンバーグは、「あの有名なグリーンバーグ」である。
ヒトラーがヨーロッパを侵略し、次々と支配下に置いた「侵略戦争の計画を立案」した、ナチス・ドイツの地政学研究所モーリス・グリーンバーグ地政学研究所の創立者=所長グリーンバーグがAIGを経営して来た。
AIGは、ヒトラーの「戦争計画を立案」したグリーンバーグ研究所が、そのまま生命保険会社に「姿を変えたもの」であった。
AIGは第二次大戦後、米軍が占領軍として日本に「進駐」して来ると、その進駐軍=GHQと共に日本占領に「乗り出して」来た。
当時、日本銀行の地下金庫には膨大な金塊、タングステン等の軍需物資が隠されていた。GHQはその物資を戦利品として日本から略奪した。
この略奪を実行したGHQの資産管理部門がナチス=AIGであり、AIGの会社顧問がダグラス・マッカーサー本人であった。
2008年、リーマン・ブラザースは見棄てられたが、AIGは救済された。
ブッシュ一族は見殺しにされたが、ナチス勢力は救われた。米国政権中枢での「権力の力学変化」が、明確に出た結果となった。