裂き織り3枚目です。昨年末 必死に織りまくっていたものです。
深い紺系の大島紬をまえにして考えた。
2枚目の茶系 は手で裂いてそれを織ったとき毛羽が味にはなったけれど、紺系はもっとクールに行きたいな、と。
で、今回は切ってみた。
着物は2枚、微妙に色味が違う。
それで、布の半分でくっきり色味が変わるのではなく、もう少し頻繁に色が交互になるように織ってみた。1枚目の写真で分かるだろうか? 毛羽がひときわ少ないのは着尺の耳の部分。
機(はた)から下ろしたら6m織れていた。ずいぶん縮むものだ。使った緯糸(よこいと)は810g、着物2枚の9割。
今のところ一番こんなものかしらと思える出来。青系だしね。
次はまた茶系を頼まれている。次も手で裂かずに切ってみようと思う。
願わくば、この青系よりも気に入る出来になりますように
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