エキセルシャーの古いアコーディオンをアメリカから手に入れたのは2011年12月のことだが、最近になってまた練習に熱が入ってきた。というのも別宅から引き揚げてきて自宅と行き来をせずに済むようになったこと、このCOVID-19騒ぎで蟄居を余儀なくされたことで、家で独りで楽器の練習なぞもっとも推奨されて然るべきだからである。
ピアノを弾いていたので右手の鍵盤は問題がないのだが、左手のベースボタンが難物だ。ⅡⅤ(ツーファイブ)で並んでいるのでスケールですら練習しないと弾けるようにならない。いまだ途上です。
The MIGHTY Accorion The Complete Guide to Mastering Left-Hand Bass/Chord Patterns by David DiGiuseppe というアコーディオンの左手に特化した本である。これを少しずつ練習している。
ある日その本の120個あるベースボタンの図を見ていたら、となりの文言に目がいった。
普通C、A♭、Eのボタンは触っただけで分かるようになっている、と。わたしのアコーディオンはCのボタンは触っただけで分かるように窪んでいたが、A♭とEは何も違いがないよ。確かにここらへんに印があるとずいぶん弾きやすくなるんじゃないか?
ということで、A♭とEのボタンにアクリルの小片を接着剤でくっつけて触っただけで分かるようにした。あ、改造ってこのことです。大げさですみません。
弾きやすくなったよ!
下から2列目、左から2個目のてっぺんが欠けているのがC、その列の右から2個目がてっぺんにアクリルの小片をくっつけたA♭。
下から2列目、左から2個目のてっぺんにアクリルの小片をくっつけたE、その列の右から2個目がてっぺんの欠けているC。
ついでにケースの底に保護に金具をつけた。ふた側は膨れているので金具を叩いて少し広げた。
実はもろもろの作業はみな夫がやったくれたりしたのであった。
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