≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

トーハク法隆寺館に行った。1F

2018-06-08 12:09:01 | 展覧会に行った話
トーハクで『名作誕生』などを観た。 よりつづく


トーハクにはけっこう行っているのに法隆寺館にはなんか行きそびれていた。今日こそは行くのだ!


入ってびっくり。 ああなんでもっと早く来なかったんでしょう!?
飛鳥時代とかもうすっごく古くて素晴らしいものがいっぱいあったのだ。



↑↓光背 銅製鍍金 飛鳥または三国(朝鮮)時代 594年



ものは決して大きくないが、その緻密で丁寧な作りに深くて強い想いを感じてしまう。
飛天が優雅に楽を奏でている。どんな音色やしらべだったのだろう?

光背だけ、というのも不思議な感じだ。どの仏様のうしろにあったのだろう?
ちなみにすぐ上の光背は e国宝のサイトにあった。 説明も読み応えがある。




阿弥陀三尊および僧形像 銅板製槌起鍍金 飛鳥時代 7世紀




観音菩薩像 銅板製槌起鍍金 飛鳥時代 7世紀


こんな風なガラスケースが暗い部屋にずらりと据えてあるのだよ。
仏像をお寺ではないところで観る、というのは痛々しさのあることもあるのだが、ここは厳かな雰囲気がきっちりあってそういう風には思わなかった。


観音菩薩立像 銅製鋳造鍍金 飛鳥時代 7世紀




如来および両脇侍立像 銅製鋳造鍍金 三国(朝鮮)時代 6~7世紀




菩薩半跏像 銅製鋳造鍍金 飛鳥時代 7世紀

特別展で観た仏像はもっと後代のもので国風なんだな、と思った。
つまり法隆寺館のものはもっと古くて、まだ異国の香り、大陸の香り、エキゾチックな憧れ、みたいなものを感じた。

それにしても、飛鳥時代にこんな優れたものが沢山あったとは知らなかった。見くびっていました。
朝鮮から技術や思想や美意識とかどんどん入ってきて、教わりながら自分たちでも名品をいろいろ作っていた時代。どんな社会だったのだろうか?


法隆寺館についての軽い説明のリンクを貼る。 


奥の部屋は金、土曜日限定で入れなかったのが残念。


   トーハク法隆寺館に行った。2F へつづく



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