ずっと、アップするアップするといいつつ、やたらと引き伸ばしてきた糸紡ぎネタです。
スミマセン。
4月の群馬の森クラフトフェアに、手紡ぎ綿を使ったシャツを出品しようと、ずっとがんばってきた。
目標は、余裕を持って750g。
↑ この写真は1月18日に撮影したものなので、もう少し糸は増えた。
あと少しだ、あと少しなのだよっ!!!!!
早くしないとシャツに間に合わない。
いろいろ、山あり谷ありだった。
糸紡ぎを始めたときには、首が痛くなった。
少しは力が抜けて、首は痛くならなくなってきたら、
次は腰が痛くなった。
どうしても首や体を左に捻ってしまうからだろう。
背中を丸めたり、逆に腰を反らしすぎたりせず、
ちゃんと腹筋も使って座れるようになったら、腰は痛くなくなった。
やっと少しは自分のポジションというか姿勢が出来たかなぁ、と思っていたが、まだ甘かった。
寒さだ!
どうしても出しっぱなしの指が、ついにしもやけになった。
そして、ローラグを引っ張る左手ではなく、
糸が吸い込まれないように軽く押させている右腕の付け根が痛くなったのだ。
何年も前、まだ子供が小さくて常に抱いていなくてはならなくて利き手だけが何とか空けられる、というとき、
利き腕が余り回らなくなったことがあった。
40肩とかそういう類いだろう。 (40歳にはなっていなかったけど。)
半年位していつの間にか治ったが、
この腕の痛さは、この感触は、そのときによく似ているような気がした。
もしまた40肩だったりしたら、この腕の痛みは数日で治るようなものではないなぁ、
と、がっくりした。
しかし、痛い場所が違う。
肩というよりは、腕の付け根、前も後ろも上腕も、腕に続く胸筋まで痛い。
しかも、何もしていないときのほうが痛いくらい。
肩から腕をぶら下げているだけで痛い。
とくに床に足を投げ出したりして座ると、バランスをとるために腕が前に出る、それが痛い。
40肩だったら何をしてもダメ、放っておくしかないだろう、
とすっかり腐っていた。
紡げないならマフラーを織るか、という気にもなれず、(なるべく動かさないのがいいだろう、と思って)
1週間くらいだらだらして、本を読んでいたのは昨日のブログに書いた通り。
でも、そのだらだらが功を奏したのか、ずいぶんましになった。
ああよかった。 これで糸が紡げる。
いろいろ考えて分かったような気がする。
糸を紡ぐときにどうしても体が左に捩れるが、糸が吸い込まれないように押さえている右手が、
つい肩ごと前に出てしまっていたのだ。
しかも、左手で引っ張り出す糸がつい長くなっていくと、
ますます体は左に捩れ、右肩も前に出る。
面白くてつい糸をどんどん長く引いていたが、それをやめるように心がけた。
膝の上にクッションを載せて、右肘を載せるようにした。
また、なるべく肩を冷やさないようにした。
といっても、既にもこもこに着膨れしているけれど。
揉んだり叩いたりするよりも、撫でさする方がいいような気がする。
おととしは、絣を括っていたが、あのときも寒い部屋で指先に思いっきり力を入れていたら、
指が関節炎か何かで痛くなった。
寒さを侮ってはいけない!
緑綿を米綿にブレンドした糸。 綿番手でだいたい16番手くらい。
5綛(かせ)で324g。
もうほれぼれするような素敵ないい糸! ずっと撫でさすっていたい。 うっふん♪
これはアジア綿を紡いだ糸。 綿番手でだいたい17番手くらい。
わたしのHPの検索キーワードに、ときどき “綿の手紡ぎ” が挙がる。
わたしも以前、自己流でなんとか木綿を手紡ぎしようとしたとき、
ネットでいろいろと情報を探したものだった。
少ない情報だったが、とても心強かった。
今のわたしは、木綿の手紡ぎをしています、と胸を張れるほどではないけれど、
それでも今のわたしのやり方を人に見せられるくらいにはなった、と思うので、
HPにアップした。
よかったら、見てください。 丸山染織HP 綿糸の手紡ぎ法1、2 (左下にリンクボタンあり)
クリックよろしく→
私にはとても無理
私もそろそろ綿の紡ぎを始めようと思っているのですが
まだ羊毛から抜け出せないでいました
今年は買ってある綿だけでなく自家栽培の和綿、茶綿も紡ぎたいと気持ちだけは・・
だけど紡ぎ車を回しているとついつい夢中になってしまい
気づくと首も肩もコリコリになってしまいます
私は我慢できないとかかりつけの整形外科へ行き
注射を1本、で、良くなります(ビタミン剤と痛み止めです)
注射に頼るのは、って思ってはいても痛みには勝てず行ってしまうのですよ
作品完成、楽しみにします
群馬のクラフトフェア、行って見たいな♪
苦労がかぶって見えるので、我ながらとても素敵な糸に見えて仕方ありません。
春物用の、そこそこ薄手のシャツ地にしようと思って、
経糸は40/2にする予定なので、やはりこのくらいの太さでないとダメなのです。
和風の糸車やチャルカならもっと簡単に細い糸が紡げるのかなぁ、
と不満がありますが、エリザベス2を買ってしまったからしようがない。
tsubomiさん、精力的にどんどん紡いで織って、えらいです!
わたしもウールもリネンもやってみたいけれど、
なかなか手を出すことが出来ません。
そうか、コリコリは整形外科に行くといいんですね!
全然思い至らなかった。
応援してくださって、ほんとに嬉しいです。
あとすこし!? がんばります。
今のところスピンドルでばかり紡いでいるのですが、そのうち紡ぎ機(うちのはJoy)で紡ごうと思ってはいるので、参考にさせていただきます!
あと少し、っていうのがなかなか少しで終わらないです…。
ジョイ、かわいいですね!
大きい糸車は思いのほか場所塞ぎだし、
車に載せようとするとけっこう大変だし(横に出来ないので)、
畳めるの、いいですよね。
糸車の調整が、思いのほか大変というのを今回思い知りました。
いや、機(はた)もけっこういろいろあるんですけど。
道具って、ほんとうはそういうものなんだなぁ、としみじみ思います。