夫がブックオフで約半額で手に入れた。
おもしろい、おもしろい、と読んでいるから、
何が? と聞いたら、ちょっとだけ音読してくれた。
なるほど、おもしろい!
ポール・セロー 著 中野恵津子 訳 『中国鉄道大旅行』 ←アマゾンへリンク
1986年から約1年かけて鉄道で、
中国の、最も暑いところ、最も寒いところ、やたらと人の多いところ、少ないところ、
まあこれでもかこれでもか、と巡り巡って、いっぱいインタヴューした話。
なんと強烈な国であることよ!
恐るべし、中国人!!
というあたりが、最も素直でイージーな感想である。
文化大革命の爪痕もまだまだ生々しく、ってなところである。
最近のチベットやら新疆やら香港のニュースを聞いていると、昔はまだましだったのかも!?
とか思ってしまうのである。
中国よ、どこへ行こうとしている?
ポール氏の文章の面白み、やはりこれがあるから最後まで読み通せる。
ユーモアがなければ道中の数々の不便や理不尽には耐えられない。
その面倒なことまでおいしいネタにしてしまえる。
それを支える、ちらりちらりとのぞく深い教養。
誰しもがこの旅と同じルートを通ることすらなかなか困難だと思うけれど、
もし通れたとしても、このように面白い本は書けないな。
そして、本の結びに唸った。
人生のどこかで読まないとぜったい損する、という本。
おもしろい、おもしろい、と読んでいるから、
何が? と聞いたら、ちょっとだけ音読してくれた。
なるほど、おもしろい!
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1986年から約1年かけて鉄道で、
中国の、最も暑いところ、最も寒いところ、やたらと人の多いところ、少ないところ、
まあこれでもかこれでもか、と巡り巡って、いっぱいインタヴューした話。
なんと強烈な国であることよ!
恐るべし、中国人!!
というあたりが、最も素直でイージーな感想である。
文化大革命の爪痕もまだまだ生々しく、ってなところである。
最近のチベットやら新疆やら香港のニュースを聞いていると、昔はまだましだったのかも!?
とか思ってしまうのである。
中国よ、どこへ行こうとしている?
ポール氏の文章の面白み、やはりこれがあるから最後まで読み通せる。
ユーモアがなければ道中の数々の不便や理不尽には耐えられない。
その面倒なことまでおいしいネタにしてしまえる。
それを支える、ちらりちらりとのぞく深い教養。
誰しもがこの旅と同じルートを通ることすらなかなか困難だと思うけれど、
もし通れたとしても、このように面白い本は書けないな。
そして、本の結びに唸った。
人生のどこかで読まないとぜったい損する、という本。
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