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なかしましほレシピのクッキーはいつものことで、左のレーズンサンドはほんとによく作る。
だが、右のスマイルクッキーは本当に久しぶり、2度目だ。
全粒粉とメープルシロップの風味が特徴の、素朴なクッキーである。
作り方は別にむずかしいわけではないのに、何で避けていたのかというと、
これがコツがいるからなのだ。
なかしましほレシピに慣れていない頃に、一見シンプルなこのクッキーを作ったとき、
これがすごく硬くできてしまった。
先日子供が作ったときもすっごく硬くできてしまった。
レシピには厚さ1cmとかあるが、そんなに厚く作ったら歯が欠ける! とかいうレベル。
それでちょっとスマイルクッキーを検索してみたら、あるある! 硬くできた、というコメント の多いこと。
しかし中には、ちゃんとさくさくとできましたよ、というコメントも見つかった。
これは放っておけない。
これだけせっせとなかしましほクッキーレシピを作ってきたわたしとしては、
このクッキーがおいしく作れないのは悔しい。
それでリベンジしてみたのだ。
で、久々に作った結果は、なかなかおいしくできた!
バターがたっぷり卵も卵黄だけ、というサブレほどはサクサクしないものの、
まあまあのサクサクには焼きあがった。
コツは、ボウルの中の粉類をお米を研ぐように手でぐるぐる混ぜて空気を入れること、
油をよくなじませること、
そして一番大事なのが、メープルシロップを加えてからのまとめかた。
捏ねてはダメ。
カードで半分に切って半分を上に重ねて元の厚さになるように押していくことでなじませる。
こうするとかるく層になる。 練りパイの要領だね。
いままで避けていたのがもったいないくらいのおいしさだった。
メープルシロップと全粒粉がなくなってしまった。 また買おう。
そうそう、この顔の表情はわたしはつけていない。 夫がつけた。
レーズンサンドは今回は生地にアニスシードで香りをつけた。 レーズンと香りがよく合うと思う。
レーズンサンドはこのあと包丁で切り分けていただく。
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