8月29日(水)は、中小企業家同友会徳島北支部8月企業訪問
&ランチミーティングでした。
企業訪問は、板野郡藍住町の大進繊維株式会社で、ランチミーティング
は、板野郡北島町のクィーンアンヒルでした。
まず最初に、大進繊維株式会社の北野さんから、会社の概要を
説明を受けました。
仕事の流れというのが、自動車のトヨタ方式を採用しているということで
多品種少量生産を昭和59年~心掛けているそうです。
北野さんは、後継者として、3年ほど前に、帰省してきたそうです。
10年前に先代社長が亡くなり、奥さんが社長となって奮闘しています。
その現場を助けるために、帰ってきたということです。
初めて、お邪魔しましたが、素晴らしい会社ですね。
人を活かすポイントがたくさんありました。
社員が見る掲示板に、面白い書類が貼られていました。
先代社長が御存命の時に、考えた「人が育つ環境」です。
先代社長は、大の阪神ファンでして、野球の人材育成を
例に、仕事とはどういうことか?人間とはどういうものかを
本当に、ご自身で考えたと思われる理論で書かれています。
この文章を見て、先代社長の人柄が良くわかります。
とっても、人間性があふれる方だったんでしょね。
とても、皆さんに愛されていたことが良くわかります。
至るとことに、人のしつけの事について書いていることを貼っています。
当然、規則ばかりでなくて、よい行いをしている人たちには、表彰制度が
あります。
北海道にも工場をお持ちなんですね。そして、この会社の特筆は、すべて
日本人で構成されているということです。
縫製工場というのは、どこの工場もある程度の規模になってくると、中国人や
ベトナム人を雇用することが多いみたいですが、この会社は、会社の方針で
経営手腕が大変なのは百も承知で、 日本人だけで会社を構成しているそうです。
凄いことです。北野さんのお母さんである社長は、肝っ玉が違うというのが
一目瞭然です。
製造ラインの工場に連れて行っていただきまして、縫製の特徴などを
詳しく説明を受けました。
縫製の技術は、四国でも指折りの縫製技術を持った社員がたくさんいることが
良くわかりました。
一時間余りの企業訪問を終えて、場所を移動してランチミーティングを
行いました。
会員企業の隣町の北島町、クィーンアンヒルさんです。 ここは、
北島では大繁盛店で、平日でもお客様で一杯です。
マスターと奥さんのお人柄が、良く出ているお店ですね。
本当に、行くだけで、学びが一杯です。
食事をしながら、大進繊維の社長と北野さんを囲みまして、
座談会が始まりました。
お二人の、暖かい人柄が良くでいる経営をされているのですね。
本当に今日は、学びの多いひと時でした。