7月17日(金)国内金相場は横ばいながら小幅続落↓一方、パラジウムは3営業日ぶりに値を上げ反発↑
【金相場】16日のNY金相場は、世界的に株安となるも、利益確定や持ち高調整売りに押され反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1800.30ドル(-13.50ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。新型コロナウイルスのワクチン開発が期待される半面、世界的な感染拡大は続いており、この日はアジアをはじめ欧米株価が軟調となった。投資家のリスク回避が進む中、金は逃避目的から買いが入り序盤は堅調となった。ただ、発表された米国小売売上高が市場予想を上回った事や、相場はこのところ1800ドル台を維持するなど値固め局面となる中、ひとまず利益を確定しようとする売りや、ポジション調整の売りに押され反転した。一方で、香港をめぐる米中対立の激化への警戒感や、ドル安進行が支えとなり、下値は限定的となった。
国内の金相場は、利確売りに押されたNY相場を映しマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり6,791円(-9円)と、横ばいながら小幅安で推移し続落しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/17 6791円 (-9円)
07/16 6800円 (-16円)
07/15 6816円 (+27円)
07/14 6789円 (+33円)
07/13 6756円 (-44円)
07/10 6800円 (-2円)
07/09 6802円 (+24円)
07/08 6778円 (+54円)
07/07 6724円 (+11円)
07/06 6173円 (+14円)
10日間の金相場平均価格:6,777円/g
【パラジウム相場】16日のNYパラジウム相場は、ドル安を背景とした割安感や、ポジション調整買いに支えられ続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2025.10ドル(+15.10ドル)と、買い優勢で取引きを終了。落ち込んでいた自動車生産が回復しつつあるとの兆しを受け、前日相場に続きこの日もパラジウムは買いが先行した。一方、新型コロナウイルスのワクチン開発が期待される半面、世界的な感染拡大は続いており、この日はアジアをはじめ欧米株価が軟調となった事でパラジウムも一時売りに転じる場面もあった。ただ、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進んだ事により割安感が意識されたほか、ポジション調整の押し目買いが入り、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、堅調に推移したNY相場を映し上昇。買取では1gあたり7,392円(+22円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/17 7392円 (+22円)
07/16 7370円 (-11円)
07/15 7381円 (-33円)
07/14 7414円 (+66円)
07/13 7348円 (+137円)
07/10 7211円 (±0円)
07/09 7211円 (-33円)
07/08 7244円 (±0円)
07/07 7244円 (+72円)
07/06 7244円 (+72円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,299円/g
【直近の金地金-価格相場の推移チャート】
2016年-金の買取価格相場推移
2015年-金の買取価格相場推移
【直近・過去のパラジウム-価格相場の推移チャート】
直近10日間-パラジウムの買取価格相場推移
2016年-パラジウムの買取価格相場推移
2015年-パラジウムの買取価格相場推移
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