60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

歯周病

2016年09月16日 08時20分55秒 | 日記
 歯周病には何十年も悩まされてきた。今でも半年に1回は歯科医に通って歯石を取ってもらっている。それでも体調が落ちて免疫力が落ちてくると、歯茎が腫れて痛みに悩まされる時がある。その都度、歯科医に行って抗生剤と鎮痛剤をもらい歯石を取ってもらう。今まで電動歯ブラシを買ったり、歯周ポケットに効果があるというブラシを使ったり、高い歯磨を買ったり、モンダミンやリステリンなどのマウスウオッシュを使ったりもした。しかし一向に改善しないし、効果があったとは思えない。
 
 歯周病、その原因は口内細菌の歯周病菌であろう。ドラッグストアーに行けば大半の歯磨きに歯周病対策と書いてあり、マウスウオッシュには殺菌の効果まで強調している。しかしそれでも歯周病は一向に減らない。いまや国民の8割が歯周病で、世界で一番感染者の多い病気と言われる。なぜこの歯周病菌を現代の医学で殺せないのか? 歯科医やメーカーは歯周病を根治させないことで儲けているのではないか? そんな邪推もしたくなるほど、歯周病は治らない。
 
 先日近所のドラッグストアーのプロモーションコーナーが目に留まった。そこには歯周病予防の歯磨やマウスウォッシュが並んでいて、その中に「L8020」と書いてあるマウスウォッシュがあったからである。「L8020」、以前TVの番組で紹介していたのを覚えている。それはある大学教授が、虫歯も歯周病もない健康な子供から発見した乳酸菌で、80歳になっても20本以上の歯を保ってほしいということから命名されたという話であった。当初はヨーグルトとして製品化されていたようだが、今はマウスウォッシュの形で売られているようである。
 
 早速売り場の前で商品を手に取り、内容を確認する。POPに書いてある宣伝文句を読むと脅威の殺菌パワーである。9.7x10000000個(約1億個)の菌がわずか30秒でほぼゼロにまで死滅する。今までここまで堂々とその効果を提示した商品はなかった。「これは騙されたと思って買うしかないだろう!」 ある程度の期間は試して見なければその効果は判定できない。そう思って3本まとめて買うことにした。これで今まで悩まされた歯周病から開放されるなら安い買い物である。
 
    

    

            歯周病菌に対する成績
 
     
 
              虫歯菌に対する成績
 
      

            まとめて3本買うことにした

 
 帰ってインターネットで「L8020」について調べてみる。以下その抜粋である。
 
 L8020菌は広島大学歯学総合研究科 二川 浩樹教授によっては、健康な子供の口から発見されました。80歳になっても20本以上の自分の歯を保って欲しいという願いを込めて「L8020菌」と名付けられました。正式名称は「ラクトバチルス・ラムノーザス・KO3株」です。

L8020菌は口内に常在している、

  • 虫歯菌
  • 歯周病菌
  • カンジダ菌    の発育を阻止、殺菌効果が期待できます。

効果の主体が「酸」ではないということなので、L8020菌はなんらかの抗菌物質を産生する菌なのかと思われます。また、ヨーグルトなどで摂取した場合は生きたまま腸に到達することもできる菌です。

虫歯菌に対するシャーレでの実験

シャーレで8.4×106個の虫歯菌を、L8020乳酸菌入りの水溶液10mlと接触させたところ、虫歯菌は99.9%以上減少しました。

歯周病菌に対するシャーレでの実験

シャーレで9.7×107個の歯周病菌を、L8020乳酸菌入りの水溶液10mlと30秒間接触させたところ、歯周病菌はほぼ死滅しました。

カンジダバイオフィルムに対する抑制効果

カンジダ菌はカビ(真菌)の一種で、ヒトの口腔内に常在しています。普段は日和見菌として他の菌と共存していますが、免疫力の低下や常在細菌のバランスが崩れた場などで増殖することがあります。L8020菌の入ったヨーグルトを食べることでカンジダ菌を抑える効果があることがわかりました。

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   翌週買ったドラックストアーに行ってみたら、既に商品は売り切れていた。
        いかに歯周病で悩んでいる人が多いか分かる。














 


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