ネパール大地震、人類は何を捨て何を守るべきか？

大切にすべきは何なのか？ 古いものは何でも大切？ 希少価値を考えるなら、絶滅しそうな生き物はなんでも守らなくてはならないのか？

自然淘汰は人の世の常！ 滅びるものは必然として滅びる。 世界遺産とか古い伝統や習慣。
全てを守ろうなんてナンセンスではないのか？

ネパールの大地震でも、危険な古い建造物が為に多くの死者が出た。 人類の未来の為に捨てなければならないものは捨てるのです。

自然の道理として、古いものを何から何まで守ろうなんて無理です。 捨てるべきものにシガミ付いて、私利私欲を満たそうとする者のエゴに過ぎない場合も多いです。

過去や歴史の中にも、不用なものは沢山あります。 取捨選択を的確に為し遂げることこそ重要です。

人類にとって、捨ててはならないものが捨てられ、捨てなければならないものが守られる。 この繰り返しで悲惨な歴史が繰り広げられて来ました。
核兵器が捨てられないのも、その一つです。 宗教や思想にも言えます。
本当に不用なら慣習も儀式も捨てるべきです。

人間、保身やエゴの為に、都合良く立ち振舞いたいものです。 自分の為には必要であり都合が良いかも知れませんが、人類や世の中の為には、不要なものが多いのです。

イスラムの嫌うものは、イスラムにとって不要なだけです。 世界遺産と言っても、それを残す為の負担と相対価値を考えるなら不用なものまで残す必要は無いでしょう！

害毒や病原菌でさえ残そうとする輩が居ます。地球上から消え失せたものは過去にも数え切れなく多いでしょう。

歴史においても、無くしてしまった方が人類の為になるものも沢山あり、嘘で彩られた歴史も沢山あります。

そういう意味では、過去には整理されるべきゴミも沢山あるのではないでしょうか？
整理しきれないのは、社会にあるゴミ屋敷も同じです。

人類にとって不要な歴史は捨てましょう！
邪悪とも言える思想や観念も捨てましょう！
古いから何でも大切なんてのも不要な考えです。
将来、未来に人類が本当に必要とするものだけで良いではありませんか？
人類に危険なものなら寧ろ、無くすべきではありませんか？ 過去の栄華や評価も、それほど重要とは限りません。

過去を誉め称えるのが重要なのは、そこに対価のある人間にとって都合が良いだけです。
過大を評価し過ぎれば、人類の未来にとって重荷になるだけです。

現代社会では、その辺りを勘違いしているのではないでしょうか？
過去の功績なんて、それほど重要ではありません。

互いに称え合うのが互いにとって価値があるからに過ぎないでしょう！
古いから価値があるんではなくて未来に役立つから価値があるんです。

その点、人類は大きな過ちを犯しています。