ぽてぽてと下を向いて歩いていると、時々面白いものをみつけます。
集合住宅の廊下排水口近くでおやすみになっていたこのヒト。
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いま、ラズベリーの収穫に追われています。
青い実が(見たこともないくらい)沢山ついている記事をアップしましたが、ぽつぽつと徐々に熟すとはいえ、3畝分は、相当な量。摘むのが1時間では終わりません。
で、摘んで帰ったらヘタ抜き作業もまたひとしきり。
ひとまず冷凍するしかなくて、どんどん冷凍庫にしまうのですが、とても嵩張ります。
(この前アイスを買っちゃったのがスペース的に痛かった・・・)
時々は、全ての作業にプラスして加熱・裏ごし作業も必要・・・。
(ピュレにするとスペースが格段に節約できる)
今年のお正月、わらびさんに、
「あんなにラズベリー植えていたら大変でしょう?」
と聞かれたのですが、昨秋までは、
「それが全然・・」
だったのですが、今年は、なんか、けっこう、大変・・・・。ひー。
(今度記事にしますね。)
私の思い出話に早速言及して頂き、どうも有難う御座いました。その、1976年12月の回顧展で、私が一度見かけただけで忘れられないのは、匿名の個人収集家が厚意から出展されていた
「スッキリと深い青味の蛾が一匹だけ、大きな翔を横に広げて涼しげに憩んでいるポーズ」
の小品でした。所謂「蛾が炎に寄り添い集い、集団で円舞を繰り広げるダンス状態」ではなく、ヒッソリとした静止画でした。
ただ、あの「深い水色----と云いますか、惹き込まれるような藍色」が、強く記憶に残っています。
お元気で。
蝶や蛾はお得意の題材なのですね。
「鮮やかな濃い紺色」のオオミズアオの絵は、うまくみつけられませんでした。どんな絵なんでしょう・・・。いつか展覧会にまた出るでしょうか。
それにしても、1976年12月の記憶(記録)がサクッと出てくるなんて、すばらしいです。
(へたっぴな写真なのに、光栄です)
オオミズアオの成虫は、口が退化していて飲んだり食べたりできないそうです。びっくり。
産卵を終えて弱って地面にいたのでしょうか。
ラズベリーの豊作を大収穫されたとの美麗な写真の展示、有難う御座います。
で、その後の日記にて、その昔、1976年12月に山種美術館(昔の日本橋兜町にあったビルの旧館)で開催中であった速水御舟展覧会でたった一度だけ、まじまじと凝視した傑作を思い出しました。
藪影のやや風通しがあり、涼しそうな葉陰で、大きな翔を悠然と広げて休んでいた蛾の後姿を描いた彩色画です。色は、こちらの写真の実物とはひょっとして品種が違うのでしょうか、もっと鮮やかな濃い紺色でした。
しかし、自然の植生の中でほっと一息付いた蛾の憩らぎは、ごく自然の呼吸遣い其の侭に気持ちよく描かれており、「嗚呼、矢張り御舟は生来、蛾が好きなんだ」と納得しました。
その昔眺めた傑作に再会できました。撮影、お疲れ様でした。お元気で。
上記にてこちらのブログ引用させて頂きましたm(_ _)m