ルバーブは、ある意味、加工専用の野菜(果物?)です。
ジャムが一般的ですが、ジャムばっかりでもなー、という話も聞きますよね。
ジャム以外だと、クランブルやタルトなどのお菓子。
すぐに加工する時間がない場合は、生のまま冷凍も出来ます。
その他、ルバーブの使い道としてお勧めなのが、干しルバーブ。
煮崩れないように甘く煮詰めてからそれを干したものです。
びっくりするくらい小さくコンパクトになって保存性もよいし、ケーキに焼き込むときも水分が出ないのでお勧めです。
2008年にカイエさんのブログで「ルバーブのアンゼリカ風」と名付けられたものを拝見して初めて挑戦しました(カイエさんは富士見町の赤いルバーブで作ってらっしゃいました)。
そして昨年、わらびさんに皮をむく方法を教えて頂き、こうすると前歯でも簡単に噛み千切れてチョコがけするのにもぴったりなことが分かりました。
強い酸味と微かな渋みで、チョコレートとのコントラストが大変よいのです。
(干し柿チョコよりだいぶ好評)
今年はいっぱい作る予定!
まだ仕込み中ではありますが、作り方を復習がてら記事にしておきます。
■■干しルバーブ
■材料
ルバーブ 太いもの
果糖 たっぷり
四角い琺瑯容器 又はタッパー
■作り方
(1)ルバーブは洗って、ホウロウ容器にぴったり収まるように長さをそろえて切る。
干しルバーブ用には皮をむく。
皮はジャムにする際には簡単に煮崩れるが、干すと固い表面となり、噛み千切りにくい。
なので皮を剥いてから作るのがコツです。(2010年頃にお友達のわらびさんに教えて頂きました)
端っこがあまったらジャムなどに短く刻む(ジャム用には皮を剥く必要はない)。生のまま冷凍保存も可。
(2)大量のお砂糖をまぶして冷蔵庫で一晩おく(時々容器を振るようにして混ぜ返す)。
翌朝にはかなり水分が出てきます。
(3)今年は色づけに挑戦する予定なので、次のような工程の予定。
出てきた水分を別鍋にあけ、桑の実の果汁もしくはブルーベリーなどと一緒に煮立て、色づけする。
これを漉しながら容器に戻し、容器ごと(水分もそのまま)オーブンの低温(120度)で時々混ぜ返しながら加熱する(タッパーの場合はオーブンはダメなので電子レンジで様子を見ながら)。
全体に、新鮮な緑色が褪せ、シャキシャキした感じがなくなり、ふよふよになる程度まで。
(4)ルバーブを液体の中から取り出し、干す。
液体はまだサラサラしているので、これを半量程度になるまで煮詰める(焦げないように注意)。
(5)夜になったらルバーブを容器に戻し、煮詰めたシロップをまぶしておく。冷蔵庫で保存。
翌朝にはルバーブ中の水分が引き出され、シロップがたっぷりに増えている。
(6)ルバーブを干し、シロップを煮詰める、を繰り返す。
シロップにとろみがついてきたら煮詰めるというより、殺菌のため軽く煮立たせるにとどめる。
煮詰まったシロップはとても焦げやすいので、湯煎にするとよいかも。
(7)好みの干し加減で出来上がり。
よく乾いていればグラニュー糖や粉砂糖をまぶしてもよいが、しっとりしている場合は溶けてしまいます。
(8)干しあがったルバーブは、短く切ってレーズンのようにフルーツケーキに焼き込むのもいいし、チョコがけするのもおすすめ。
■ルバーブで作ってきたもの
もはや自分では思い出せず、グーグル検索してみたら、結構色々作っていることが分かりました。
緑ルバーブジャムの着色は、色々試しては討ち死にしておりますが、最近は、ブルーベリーなら確実に染まるということが判明。
桑の実もとっても綺麗な赤になります。
ルバーブとビーツのジャム 2005.8
ブログはじめたばかりの頃。なつかしいなあ。
ビーツがルバーブに比べて多すぎたのを覚えています。やや土臭い感じに・・・。
ルバーブも、最近はもっと短くカットしています。
ルバーブのクランブルとクラフィティ 2007.5
どちらも美味しいのでお勧めです
真っ赤なルバーブのお菓子 2007.11
タルト、りんごルバーブパイ、簡単ルバーブパイ
冷凍パイ生地の上にルバーブを並べるだけのパイがとってもお勧め!
干しルバーブ 2008.7
この年は皮を剥くやりかたを知りませんでした。シロップを煮詰めるつもりが、最後、焦がしたんだよな・・・。
ルバーブと赤い果実のジャム 2008.12
緑ルバーブにブラックベリーピュレといぐりすももをミックス。赤いジャムになりました
ルバーブジャム 2009.4
緑ルバーブをブラックベリーで着色。きれいな濃い赤色に。
緑と赤のルバーブジャム 2009.7
ブラックベリーで着色したものの、量が足りず地味なピンクのジャムになりました・・・。
ルバーブタルト 2010.4
ダクワーズ生地をを乗せて焼いたもの
ルバーブといちごジャム 2010.5
地味な茶ピンク色に・・・。
ルバーブといちごは定番の組み合わせですが、ルバーブをしっかり染めるにはいちごの色はやや弱いもしくは褪せやすいようです
ルバーブジャム 2010.11
赤いルバーブ+キャラウェイシード、赤いルバーブ+いちご、緑ルバーブ+ブルーベリー
どれも綺麗な色☆
ルバーブと桑の実のジャム 2011.6
綺麗な深紅!
カイエさんのブログの「富士見町のルバーブカテゴリ」に、ルバーブのお料理が色々あります。参考になります。
ほうずきは宿根草らしい。いいね。
種蒔きでもうまくいきそうですよ。
http://cms.blog.livedoor.com/cms/article/preview?blog_id=1173698
ルバーブ大好きです。
今年は一株植えました。
干しルバーブに興味津々。
ブログも興味津々。
楽しませてもらいます
ほおずきのアドレスこっちです
http://hydroponics.cocolog-nifty.com/blog/1/index.html
水耕栽培はお友達のduckbillさんのところで拝見したのですが、地植えより長持ちしてしかも収量も多いそうです。信じられない・・・。
宇宙ステーションで野菜栽培というのも夢じゃないのかもと思ったりします。
暑い中、土をせっせと耕している場合じゃないかも!?(でも管理が難しそうでとても出来る気がしませんが)
コメントありがとうございます!
ルバーブ、上手に育てると、株分けで殖やすこともできるし、立派な茎が収穫できるようです。
楽しみですね!
拙いブログですが、またお気軽にコメント下さいませ。
セロリやフキに見た目が似ていますが酸っぱくて大変煮崩れやすいところはだいぶ違いますね。
野菜不足気味の西洋人は、おなかのお掃除用として好んで食べたとか。
本の方のメアリー・ポピンズにも出ていましたよ。
苗とか買って育てないといけないのかしら。
どこででも売れるようなものではないようで、このあたりの農家さんの畑の片隅でも見たことがありますが、このあたりの産直ではまだ見たことがありません。
種は、大きめの園芸屋さんのハーブコーナーで見たことがあります。
苗はまだ見たことがありませんが、株分けで育てると育て易いらしいので、御近所にもしあれば分けて貰うとよいと思うのですが・・・。
涼しいところを好む植物のようで、愛知県では夏の暑さに負けて枯れてしまったりするらしいです。
プランターで生息してます。
こちらでもやっぱり旬は春ですが
未だに茎は伸びてます。
ただやっぱり赤い種類を育てても緑になってしまうのは
気候なのかもしれません。
数年すると、一回鉢おこしして根を整理したほうがよさそうだなー、と
放置栽培中のプランタを眺めてますww