採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ジャガイモ2015

2015-07-22 | +ジャガイモ

余りに暑くて、ジャガイモを食べる気分ではなくなりますが、 今年の収穫のまとめです。

今年は5品種(キタアカリ、ジャガキッズパープル、シンシア、ベニアカリ、インカルージュ)、4.3キロ植えました。
結論から言うと、植えすぎた・・・。

昨年とはうってかわって豊作で、一株の根元から、ころころころっと芋が出てくるという楽しい状況でしたが、収穫の合計は53.4kg。 
うううううむ。 
今年は一日おきくらいに数株ずつ掘り出し、その都度洗って片付けて、というのを繰り返しました。
なので量の多さをあまり感じませんでしたが、合計してみるとこんな数字でびっくり。
 

昨年は、今年同様4kg植えていました。
で、収穫は21.4kg。
収量2.5倍です。
昨年は春の後半に長雨で、本当に不作。
今年は春の前半に雨が多かったですが、5月以降はいい天気。
ニンニクは昨年の方が豊作でしたが、今年はジャガイモの当たり年だったようです。
掘っていて、「わー☆いっぱい出てくる~」という印象でした。

でもこんなに沢山は、ちょっと困る・・・。

来年の課題:植える量は3kg程度にする。各品種500gで種芋を捜すこと。


今年のお芋さん達。 

ジャガイモ

キタアカリ。
これくらい芋がついていると、掘っていて楽しいものです。 

ジャガイモ

ジャガキッズパープルも、大きめの芋がとれました。 
(写真は収穫の一部) 

ジャガイモ

シンシアもよく育ちました。
(写真は収穫の一部)
極小のクズイモが少なめでした。

ジャガイモ

ベニアカリが今年一番の豊作。
1株あたり1.5kgほどどれた計算になります。
地面から赤いお芋がごろごろ出てくる芋掘りはとても楽しいものでした。
今年初めて植えてみたこの芋は、超粉質という説明にもかかわらず、なんだか「ムッチリ固い」ような気が(キンピラに向きそうな食感)。
まだ茎が青々しているうちに掘ったのがまずかったのか、それともうちの畑の土質か・・・。
色も綺麗で豊産で、育てるにはいいお芋なんだけどなあ・・。 



丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)
収穫 
味など 
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 植え付け:1kg(11個・11箇所)
収穫:13.6kg(13.6kg/kg、1.2kg/箇所) 
美味しいので我が家のスタンダード。
ジャガキッズパープル 

キリンビール(当時)が育成した粒揃いが良く紫皮で黄肉の品種。ホクホクした食感で良食味。コロッケやサラダなどに好適。
休眠期間は短い。
 

植え付け:1kg(10個・10箇所)
収穫:9kg(9kg/kg、0.9/箇所) 
前も育てたもの。 
味も黄色みも濃い。
茹でると皮の色が移る。 
ベニアカリ

肉質は「男爵薯」より粉質で、舌ざわりは「男爵薯」より粗い。蒸しいも、マッシュ、コロッケに適しており、つぶして作るいももちやハッシュドブラウン、パンケーキ、お好み焼きなどが容易に作れるが、「男爵薯」よりかなり煮くずれしやすいので煮物には不適。蒸し時間は「男爵薯」より短い。還元糖がやや多いためチップやフレンチフライには向かない。
貯蔵性は良い。

植え付け:
1kg(11個・12箇所)
収穫:18.8kg(18.8kg/kg、1.5kg/箇所) 
今回初めて購入。
肉色が真っ白で皮を剥いてびっくり。
小さい芋から消費した限りでは、さほどホクホクではなく、固いという印象。
細切りのガレットにしたが、キタアカリのような表面カリッ、中はホクっとした感じがなくて、シャキシャキに感じた。
もっと完全に枯れるまで置いておくべきだったのかな・・? 
インカルージュ 

ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。
煮崩れも少ない。皮の部分にはアントシアニンを含み、カロテノイドを「インカのめざめ」よりも多く含んでいる。
極早生。赤皮。橙肉。粘度は中。 

植え付け:0.3kg(5個・5箇所→育ったのは3本くらい)
収穫:1.6kg(5.3kg/kg、0.5kg/箇所) 
前も育てたもの。近くのホームセンターでしなびたような種芋を購入。
茹でると、皮の下にデンプンが沢山あるせいか、するっと皮が剥ける。皮の色は肉には移らない。
肉質は緻密でホクホク。
美味しいのだが、収量が少なめで極小イモができやすい気がする。 
小判型  シンシア  たまご型で目が浅く皮がむき易く、中生で、休眠が長く貯蔵性に優れている。 滑らかな食感で煮崩れしにくい。特にバター・クリームとの相性がよい。低温貯蔵により甘さがさらにアップ。  植え付け:1kg
(14個・14箇所→2箇所くらい芽が出なかった)
収穫:10.4kg(10.4kg/kg、0.8kg/箇所) 
前も育てたもの。 
   計    53.4kg  



 

■参考情報

カルビーポテトのサイトで、品種の概要や品種ごとのおすすめ調理法のページがありました。
来年は何を植えようかな。 

タイプ 品種ごと調理法
赤・紫の皮
 細長
シェリー  シャドークイーン  ノーザンルビー  花標津 
赤・紫の皮
 丸っこい
ベニアカリ  アンデスレッド  インカのひとみ  スタールビー 
 レッドムーン  インカルージュ 
黄色い皮
 細長い
シンシア マチルダ 
黄色い皮
 丸っこい
オホーツクチップ  ニシユタカ アイユタカ トヨシロの小玉
 セトユタカ  サッシー  さやか  普賢丸  デジマ 
 ワセシロ  とうや  十勝こがね 

 

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2 コメント

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Unknown (KOH)
2015-07-29 23:17:12
ジャガイモが食べ切れないなら、キタアカリはなどを秋ジャガとして植えてしまうという手がありますよ。
去年、これをやったら、ますますジャガイモが増えるハメになったのですが。
冬も畑に植えっぱなしにして、食べる分だけ掘ればいいです。

秋ジャガが発芽したら春にまた…ということも可能ですが、病気のことを考えて、春ジャガの種芋は、購入した方がいいと思います。
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冬のメニュー (●KOHさま~Fujika)
2015-08-05 21:33:11
なるほど!冬の方が、ジャガイモを食べる気分になりますよね。ポトフとかシチューとか食べたくても、2月頃には春ジャガはもうロクなのが残っていないですし。
この暑さでは、ジャガイモって何だか暑苦しくてあまり食べる気になりません。ナスやトマトなど、ほかのナス科の野菜を一杯たべているせいもあるかも・・?
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