余りに暑くて、ジャガイモを食べる気分ではなくなりますが、 今年の収穫のまとめです。
今年は5品種(キタアカリ、ジャガキッズパープル、シンシア、ベニアカリ、インカルージュ)、4.3キロ植えました。
結論から言うと、植えすぎた・・・。
昨年とはうってかわって豊作で、一株の根元から、ころころころっと芋が出てくるという楽しい状況でしたが、収穫の合計は53.4kg。
うううううむ。
今年は一日おきくらいに数株ずつ掘り出し、その都度洗って片付けて、というのを繰り返しました。
なので量の多さをあまり感じませんでしたが、合計してみるとこんな数字でびっくり。
昨年は、今年同様4kg植えていました。
で、収穫は21.4kg。
収量2.5倍です。
昨年は春の後半に長雨で、本当に不作。
今年は春の前半に雨が多かったですが、5月以降はいい天気。
ニンニクは昨年の方が豊作でしたが、今年はジャガイモの当たり年だったようです。
掘っていて、「わー☆いっぱい出てくる~」という印象でした。
でもこんなに沢山は、ちょっと困る・・・。
来年の課題:植える量は3kg程度にする。各品種500gで種芋を捜すこと。
今年のお芋さん達。
丸/小判型 | 品種名 (文字色は外皮の色) |
特徴 | 種芋重量(個数・植え付け箇所) 収穫 |
味など |
まる | キタアカリ | ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 | 植え付け:1kg(11個・11箇所) 収穫:13.6kg(13.6kg/kg、1.2kg/箇所) |
美味しいので我が家のスタンダード。 |
ジャガキッズパープル |
キリンビール(当時)が育成した粒揃いが良く紫皮で黄肉の品種。ホクホクした食感で良食味。コロッケやサラダなどに好適。 |
植え付け:1kg(10個・10箇所) 収穫:9kg(9kg/kg、0.9/箇所) |
前も育てたもの。 味も黄色みも濃い。 茹でると皮の色が移る。 |
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ベニアカリ |
肉質は「男爵薯」より粉質で、舌ざわりは「男爵薯」より粗い。蒸しいも、マッシュ、コロッケに適しており、つぶして作るいももちやハッシュドブラウン、パンケーキ、お好み焼きなどが容易に作れるが、「男爵薯」よりかなり煮くずれしやすいので煮物には不適。蒸し時間は「男爵薯」より短い。還元糖がやや多いためチップやフレンチフライには向かない。 |
植え付け: 1kg(11個・12箇所) 収穫:18.8kg(18.8kg/kg、1.5kg/箇所) |
今回初めて購入。 肉色が真っ白で皮を剥いてびっくり。 小さい芋から消費した限りでは、さほどホクホクではなく、固いという印象。 細切りのガレットにしたが、キタアカリのような表面カリッ、中はホクっとした感じがなくて、シャキシャキに感じた。 もっと完全に枯れるまで置いておくべきだったのかな・・? |
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インカルージュ |
ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。 |
植え付け:0.3kg(5個・5箇所→育ったのは3本くらい) 収穫:1.6kg(5.3kg/kg、0.5kg/箇所) |
前も育てたもの。近くのホームセンターでしなびたような種芋を購入。 茹でると、皮の下にデンプンが沢山あるせいか、するっと皮が剥ける。皮の色は肉には移らない。 肉質は緻密でホクホク。 美味しいのだが、収量が少なめで極小イモができやすい気がする。 |
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小判型 | シンシア | たまご型で目が浅く皮がむき易く、中生で、休眠が長く貯蔵性に優れている。 滑らかな食感で煮崩れしにくい。特にバター・クリームとの相性がよい。低温貯蔵により甘さがさらにアップ。 | 植え付け:1kg (14個・14箇所→2箇所くらい芽が出なかった) 収穫:10.4kg(10.4kg/kg、0.8kg/箇所) |
前も育てたもの。 |
計 | 53.4kg |
■参考情報
カルビーポテトのサイトで、品種の概要や品種ごとのおすすめ調理法のページがありました。
来年は何を植えようかな。
タイプ | 品種ごと調理法 |
赤・紫の皮 細長 |
シェリー シャドークイーン ノーザンルビー 花標津 |
赤・紫の皮 丸っこい |
ベニアカリ アンデスレッド インカのひとみ スタールビー レッドムーン インカルージュ |
黄色い皮 細長い |
シンシア マチルダ |
黄色い皮 丸っこい |
オホーツクチップ ニシユタカ アイユタカ トヨシロの小玉 セトユタカ サッシー さやか 普賢丸 デジマ ワセシロ とうや 十勝こがね |
この暑さでは、ジャガイモって何だか暑苦しくてあまり食べる気になりません。ナスやトマトなど、ほかのナス科の野菜を一杯たべているせいもあるかも・・?
去年、これをやったら、ますますジャガイモが増えるハメになったのですが。
冬も畑に植えっぱなしにして、食べる分だけ掘ればいいです。
秋ジャガが発芽したら春にまた…ということも可能ですが、病気のことを考えて、春ジャガの種芋は、購入した方がいいと思います。