JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Andean Music アンデスの音楽

2013年09月11日 | 南アメリカ

ペルー、ボリビアを中心とした 「アンデスの音楽 」 は、
『Folclore フォルクローレ 』 という名前で知られています。



撮影、取材のために、
私たちは地元プーノのフォルクローレ グループにお願いし、
シルスタニ遺跡で演奏と踊りを披露してもらいました。
(7月14日のブログ参照 )



アンデス地方の音楽は、
この地を侵略したスペイン人の音楽と融合し、
独自の世界観を持つようになりました。
ダンサーが着ている衣装はとてもスペイン的です。



青く澄んだ 「ウマヨ湖 」 を背景に舞うダンサー ・・
(9月6日のブログ参照 )



表現しているのは精霊と悪霊の物語りだそうです。



被っている帽子は太陽の力を象徴しています。



演奏に使われる楽器は、
『Quena ケーナ 』 と呼ばれる縦笛 ・・
主に竹でつくった円筒を並べて、
その長短で音階を奏でる 『Zampona サンポーニャ 』 ・・
リャマや牛の皮を使った 『Bombo ボンボ 』 という打楽器 ・・
皮をなめしていないため独特の低い響きが特徴です。
ギターはスペイン人がもたらした楽器です。



乾いた空気が彼らの奏でる音を遠くまで運ぶのでしょうか ・・



見渡す限りの風景に、
それぞれの楽器が発する音色が広がっていきました。



次回は、プーノからクスコに向かう
「Andean Explorer アンディアン エキスプローラー 」
を紹介します。

jfk-world
























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