Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

浅草でカッパを探せ!!①

2014-05-07 01:20:12 | とりっぷ!

スカイツリーができて、その余波が押し寄せているだろう浅草。
東京屈指の古寺である浅草寺周辺は賑やかで、下町情緒を色濃く残す。

そんな浅草で妖怪を探そうと思う。
江戸時代、町人の多く住む下町では怪しい噂が多く語られていた。
隅田川を隔てた本所の、「本所七不思議」は有名である。
置いてけ堀を筆頭に、灯りなし蕎麦や足洗屋敷など不可思議な現象が闇夜の下町で起こっていたようである。

時代を経るにつれて、怪奇現象の起こる場所も曖昧になり、怪しい下町は忘れ去られつつある。
明治時代に浅草六区として十二階が建ち、劇場や見世物小屋が軒を連ね大いに発展した浅草で、はたして妖怪は生き残っているのだろうか。

仲見世を歩いて久々に浅草寺に参拝し、五重塔を仰いだのちに散策を始める。
地図を眺めると、どうやら浅草寺から西へ進んだ先に「かっぱ橋道具街」と記載された通りがある。
河童は江戸時代頃に多く目撃された妖怪で、頭の上には皿があり、キュウリを好物とするあいつである。
日本人なら実際に見たことはなくとも、容易に姿を思い浮かべる事ができる。

さすがは有名妖怪のカッパ。逃げも隠れもせずに堂々と商店街の名を冠している。
いったい、道具街とカッパにどのような関係があるのだろうか。

下町浅草に残るカッパの正体を探りに出かけよう。

 



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