薄毛って病気なんですかねぇ？見栄えや外見が変化することなので、熱が出るや骨を折るや怪我をする等の疾病・傷害とは言えないように思います。女性の薄毛や男性の薄毛が、疾病・傷害に対する考え方の治療で治るのか？って思うのです。
ただし薄毛になると、心と言うか気持ちと言うか、自分に自信が持てなくなるとか他人に見られるのが嫌とかのマイナス面はあると思います。
人の体形は変わるもの
人は生まれてから死ぬまで、年齢を重ねると体形が変わっていくものなので、その一つが髪の毛の変化ではないのか？って思うのですね。それを医学的な治療で薄毛を治そうとするところに無理があるのでは？とも思うわけです。
ただし、ここで言っているのは加齢による体形の変化の話であって、何らの原因があって薄毛になっている話ではないことはご理解下さい。また、脱毛症の話でもないこともご理解下さい。
生まれたばかりの赤ん坊は、男性女性に関係なく見事なくらいにM字ハゲです。赤ん坊から成長するのに従い、M字の部分に髪の毛が生え揃い、幼稚園や小学校の頃には子供の頃の「えなりかずき」さんのような生え際になります。
中学・高校・大人へと体が変化していくのに従い、男性なら10才代後半から20才代前半でハゲてしまう人もいれば、20才代でハゲてしまう人もいます。私の知っている限りでは、こんな人は5千人か1万人に一人ではないか？と思います。こんな人のハゲは防げない治せないと思います。
以下は薄毛になる原因の話
思春期に入ると、男性女性に関わらず、おしゃれが優先になるので、ヘアケアにお金をかけるようになります。
清潔にしていないと嫌われたりして、モテなくなるので、手近にあるシャンプーで綺麗に洗うことを優先し、かつ、おしゃれが優先され過剰にカラーやパーマ・縮毛矯正・脱色等々ヘアケアを繰り返し行うようになります。なにせ髪の毛に何をしても痛くないので。
その上、家を離れると食べるものも簡易的なものになることが多く、頭皮だけでなく心身にも毛を育てるだけの基礎力が低下してしまってくるのです。
こうして、男性・女性の成長期が終わる頃や女性の場合の更年期になる頃に、体や皮膚組織を正常に保つ能力が低下してくると、髪の毛の成長を支えるホルモンが衰えるので、基礎力が低下していて薄毛になる人が多いのだろうと推測しています。
風邪や骨折の治療とは
ところで、風邪や骨折を治す為に病院で行う治療とは、その治療が風邪や骨折を治すのでしょうか？飲む医薬品が風邪を治し、塗薬と包帯が骨折を治すのでしょうか？
違いますよね。薬を飲んで症状を抑えている間にご自分の免疫力が風邪を治します。塗薬で傷口が悪化しないようにして包帯で動かないように保護し、その間に自分の体が傷口を治し、骨が繋がるように働くわけです。
治療と言っても、治すのは人の体であって、飲む薬や塗薬や包帯は、人の体の治癒力の手助けをしているだけですね。
美容外科等で行われている薄毛の治療とは、風邪を治すときの飲む薬や骨折や怪我を治すときの塗薬や包帯のように、人の体の手助けをしているのでしょうか？
薄毛治療の主人公が人の体なのか？治療なのか？どちらになるのでしょう？
薄毛になるとは体の変化の一つ
さて、上述しましたように、人の体は年齢を重ねると細胞分裂も穏やかになってきますから、当然髪の毛の生育も穏やかになります。年齢相応の髪質とか髪の量になってくるのです。
ところが、髪の毛のおしゃれの為にカラーや縮毛矯正・トリートメント等のヘアケアや清潔にし過ぎるシャンプー法の習慣で、頭皮が弱って血行が悪化しまっている人がとても多いのです。
結果、加齢による衰えに加えて普段の習慣による頭皮の衰え・カット野菜や食品添加物や簡易な食事の為に、年齢相応の本来の髪の毛を育てられなくなっているのです。
生活習慣全般の影響による体の変化が、髪の毛の生育に影響を与えていると言えます。髪の毛も人の体の一部ですから当然と言えば当然です。
この状態を、育毛剤の力でとか・プラセンタや成長因子の注射でとか・飲用する薬とかで何とかしようとすることに無理があるように思います。薄毛になっている人が薄毛を治す主人公でなく、使う育毛剤や治療が薄毛を治す主人公になっているからです。
健康な頭皮と心身への改善
薄毛を治す主人公は薄毛になっている人なので、その人の本来の健康な頭皮と心身を取り戻すことが最優先です。従である育毛剤や育毛サロンでのケアや美容外科での薄毛の治療は、頭皮と心身の健康を取り戻してからになるのが普通です。
頭皮や心身の健康を取り戻すのは面倒なので、手軽に簡単に効果がありそうな育毛剤を使用し、育毛サロンのケアや美容外科での治療が確実だと思って通うのでしょうね。
頭皮や心身の健康を取り戻しておかないと、効果に繋がりにくいし、効果に繋がっても後が悲惨な状態になることがあります。まずは、ご自身の頭皮と心身の健康を取り戻すことを優先してほしく思います。
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