サクン・インタクン氏監修のアレンジメントデザインが、今週のプロフェッショナルコースのカリキュラムデザインです
フローティングパレス
今回は、葉を折りたたんで花弁のような形をつくるテクニック
「クリー・プア・バガー」を取り入れた作品です
単に花を花器に入れるだけではなく、
色々な細工を花や葉に施して作品を作り上げる、
手間と時間はかかるけれど
出来上がった作品は
普通のアレンジメントとはまた違う美しさがある
アジアンスタイル
私はとっても好きです^ - ^
さて、今回のポイント
クリー・プア・バガーはこんな風になります
ハランの葉を使って頂点の内角が60度にらなるように折ります
ストライプ柄のペーパーでも、これと同じものを作ります
合計8枚を使って
こんな風にベースを作ります
8枚の頂点の高さを揃えるとキレイです
上から見るとこんな感じです
ハランで作った花弁の頂点に大粒のパールビックを差し込むと
ここまで出来たら、あとはお花を配置するだけ
この中央部分を隠しすぎないように、
下段のフォームに入れる花は高さを抑えめにします
こんな風になりました
中央の高くそびえた部分はランピックに胡蝶蘭を挿して、ハランの葉でほぼ縦巻きにしたものを
ワイヤーで作ったUピンでフォームに固定しています
下部のアレンジメント部分は
こんな感じに
中央部分がキレイに際立つようにしています
グリーン花材がドラセナでした
これは、葉の丸め方に工夫しないと、普通のループだけでは単調になりがちです
ホッチキスで丸みに変化がつくようにクルクル巻いています
カスミソウやハイブリッドスターチスも
部分的にこじんまり入れています
そのほうが白い花とグリーンの色のコントラストかハッキリします
テキスト使用の花器は水盤ですが、私は手持ちの脚付きのステンレス製のトレイを使いました
脚付きなので、花器の脚は見えても大丈夫!
数年前、IKEAで偶然見つけて購入したのですが
これは結構使える花器です(^ ^)
中央部分の中にも勿論花を配置しますが、
低め低めにしてクリー・プア・バガーが際立つようにしています
なかなかキレイな作品になりました