安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

核戦争に関連する日記をもう一つ

2024-09-26 10:41:48 | 政治
日本では、ロシア側の発言・主張に対する報道がほぼないので、私たちがそれを知ることは非常に困難です
なので、いま、ロシアが何を言っているのか?それをご紹介しておきたいと思います
最近、プーチン大統領は、西側の長距離ミサイル提供について、このようなことを述べています

“The Ukrainian army is not capable of using cutting-edge high-precision long-range systems supplied by the West. They cannot do that. These weapons are impossible to employ without intelligence data from satellites which Ukraine does not have. This can only be done using the European Union’s satellites, or US satellites – in general, NATO satellites. This is the first point.”
「ウクライナ軍には、西側諸国から提供された最先端の高度長距離システムを使用する能力がありません。それはできないことなんです。これらの兵器を、ウクライナが持っていない人工衛星からの通信情報データなしに使う事は不可能です。これは、EU欧州連合の衛星、もしくはアメリカの衛星、通常はNATOの衛星を使用してのみ実行できることです。これが最初のポイントです。」

ここでプーチン大統領は、長距離ミサイルがNATOの支援なしに、ウクライナには使用できない高度兵器だという事を強調しています

“The second point – perhaps the most important, the key point even – is that only NATO military personnel can assign flight missions to these missile systems. Ukrainian servicemen cannot do this.
Therefore, it is not a question of allowing the Ukrainian regime to strike Russia with these weapons or not. It is about deciding whether NATO countries become directly involved in the military conflict or not.”
「二つ目のポイントは、おそらくこれが一番重要な鍵となる点ですが、これらのミサイルシステムに飛行任務を与えることができるのはNATOの軍人だけに限られる、ということです。ウクライナの軍人には、これを行う権限がありません。
したがってこれは、ウクライナが武器を使ってロシアを攻撃するか否か、という問題ではありません。これはNATO加盟諸国が(ロシアとの)戦闘行為に直接関与するか否か、という問題なのです。」

“If this decision is made, it will mean nothing short of direct involvement – it will mean that NATO countries, the United States, and European countries are parties to the war in Ukraine. This will mean their direct involvement in the conflict, and it will clearly change the very essence, the very nature of the conflict dramatically.
This will mean that NATO countries – the United States and European countries – are at war with Russia. And if this is the case, then, bearing in mind the change in the essence of the conflict, we will make appropriate decisions in response to the threats that will be posed to us.”
「この決定がなされれば、それは直接関与をしたことを意味します。これはNATO諸国、アメリカ、ヨーロッパ諸国がウクライナ戦争の当事者となることを意味します。彼らが戦争に直接関与することを意味し、戦争の本質、性質そのものが劇的に変わることは明らかです。
そしてこれはNATO諸国、つまりアメリカとヨーロッパ諸国がロシアと戦争状態にあることを意味する。もしこれが事実であるならば、戦争の本質が変化したことを念頭に置き、我々にもたらされた脅威に対し、適切な決定を下すことになるだろう。」


いま、時代はかつてのキューバ危機以上の緊張状態と危機的状況に直面している。。。と言って差し支えないでしょう

みなさんはどう思われますか?

それではまた
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セブンイレブンに見る経営の本質的「間違い」について

2024-09-26 00:41:45 | 政治
たまにはこういう話題も良いかな?と思って投稿します
最初にことわっておきますが、私は別に特定の企業を貶める気もなければ、誰かに頼まれたわけでもありません
ただ、純粋に、他の方の持っていない視点で、セブンイレブンという、日本で最も有名な小売店企業の批評を試みようと思っています

最近、セブンイレブン絡みの動画をよく拝見することがあります
見ていて、「あ~~あ~~」と思い当たることがありました。。。と言いますのも
最近はまったくコンビニを使わない私なのですが、以前はちょくちょくコンビニで食べ物を買っていました
私がコンビニを利用しなくなる前の話。。。カルビ弁当とか、かつ丼とか親子丼とか、コンビニでよく買っていたものでしたが
あるとき、ふとカルビ丼を見ていて気がつきました
「ご飯が少ない。。。というか、弁当のご飯の厚みが薄い」
そのころは、セブンイレブンの「ステルス値上げ」と言われるものがあることさえ知らなかったのですが
なんだか物足りなく、満足できなくて、凄く残念な気持ちになりました。。。。きっと、こんな気持ちになった人は多かったんだと思います
今考えれば、それがいわゆる「二重容器」とか、「上げ底容器」とか言われるものだったんだと思います

私は、そういうセブンイレブンを批判する動画が沢山あげられているのを見て、感じるところが多々ありました
たぶん、他の方はあまり関心がないと思いますが、この、まるで客を騙すような(失礼)、芸術的な容器の工夫の数々は
実は、本質的に考えてみれば、経営者の立場が昔と今でどう変わったのか?その変遷をあらわしているのではないか?
そう思ったのです
この容器の、消費者から見ての改悪は、当然、経営者の指示があってのことのはずです
開発者はおそらく、「もっと利益をあげろ」と、何度もケツを叩かれていたはずで
その容器の工夫を見て、実際、経営者は喜んだことでしょう
でもこれって、喜ばせる相手が違うんですよね

開発者はこれで経営者に褒められたでしょうが、実は経営者もまた、誰かに「褒められたい」と考えているわけです
その、経営者が褒められたい相手とは、「株主」です
これですね、経営としては、非常にまずいことなんですよ
まず第一に、開発者が「自社のブランドに誇りを持てなくなる」わけです
企業側は当然「消費者を騙す意図はありませんでした」と抗弁するでしょうが、やはり後ろめたい気持ちはぬぐえないでしょう?
当然です。。。自分の勤めている会社が、消費者を騙しているわけですから
騙すというのは言い換えれば「盗み」を働いているわけです
もし、「値上げのために内容量を減らしました」と説明していれば、全然問題ないわけですが
「お値段据え置き」みたいな表現をして内容量を減らせば、これは消費者から与えられない利益を掠め取ったことになり
心の世界においては、「与えられざるものを取る行為」つまり窃盗になるわけです
こうやって、企業に勤めている社員一人一人の心を傷つけるわけで、これで愛社精神が育つか?と言われれば、答えはノーですね

私はね、この企業社風の変遷、やはり今現在の会社法や商法にも問題が多々あるように思います
つまり、企業経営者が株主の意向を汲み取らないと首を切られる恐れがあることから、手っ取り早く利益を出す方法を考えがちになる
というわけです
セブンイレブンという会社は、鈴木敏文氏というカリスマ経営者が長年経営を担ってきたことから
彼が社長であれば株主も文句が言えなかったところ、次の社長に世代交代してしまって、やはり利益と売り上げを増やす必要があったわけです
新社長は、鈴木社長と違う事をやって、会社を発展させたところを見せる必要があるわけで、そうしなければすぐに首を切られるわけです
世の経営者って、凡人であればあるほど、手っ取り早く利益を上げるために、何かをコストカットしてしまう事が多いんですね
で、今回は一番大事な「お客様の満足」をコストカットしてしまったわけです

容器がきれいで見栄えが良いことは、確かに消費者がその商品を選ぶ理由の一つにはなるわけですが
そのラッピングは、購買意欲を高めるためだけに使うべきでしたね
そういう意味で私は、セブンの経営者が、ピーター・ドラッカーの言うところの経営の基本。。。。
「誰が顧客なのか」を間違えてしまったと思います
セブンの新経営者にとって、顧客は「株主」だった。。。。というオチになります
誰が顧客なのか。。。。。。。。それは株主
顧客の求めている価値とは。。。。。。。。手っ取り早く出る利益
私たちの成果は何か。。。。。。。。コストカットで出た利益と株価の上昇
私たちの計画とは。。。。。。。。容器を改善して消費者にコストカットを悟られないように利益を出す
私たちの使命は何か。。。。。。。。株主に利益をもたらすこと
ドラッカーの有名な5つの質問には、こういう答えが用意されていたわけです
まあ、セブンイレブンは、根本的なところから考え直す必要があるような気がします

それではまた
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