マスコミでは2閣僚辞任で政権に大打撃などと概ね悪意に書かれていますが、意外にも海外では引き際や「政治家が誤る姿を初めて見た。」など好意的意見が多いようです。国内的にも今回の辞任劇のおかげで消費税引き上げ時期が遅くなるとの観測も一部出ています。事実であれば最大の貢献です。辞任を誘導した民主党も後任に原発再稼働に積極的な宮沢経産担当大臣をあてがわれ、海外でも看板女性閣僚辞任劇が予想外で好意的に取り扱われ、閣僚を辞任に追い込んだ思惑とは異なる反応のようです。観劇会が茶番な辞任劇会にすり替わった感は否めず、時代遅れの小渕政治資金問題が何故今まで問題にならなかったのか?疑問まで呈してしまいます。国民にとっても作られたイメージや資質に問題があるが派閥や党内事情で選出された2女性大臣がハーバート大学出身の有能な大臣に変わっただけです。ただ、宮沢関係者の中には広島のSM倶楽部に出入りし政治資金として届け出ている非常識な輩もいるにはいます。同じ辞任でも時期がずれただけで否定的にも肯定的にも取られるランダムな時代です。更なる追い風はガソリン価格の何と14週連続値下がりです。これで、12月に消費税引き上げ時期が延期されれば、冷え込みが著しい消費の起爆剤として、冬休みは車を利用した国内スキー旅行やプチ温泉旅行が活発になるかもしれません。
海外での反応以下コピー 女性という部分以上に注目を集めたのは、意外にも「辞任」という行為そのものだ。小渕大臣は観劇費用など政治資金の不明朗な支出、松島大臣は選挙区内でのうちわ配布が問題となったが、辞任に対しては“肯定的”とも言える意見が目立っている。
アメリカのネット上では「政治家が謝る姿を初めて見た」「うちの政界では(政治資金の問題は)通常営業」と、皮肉るものや、歴代大統領が回顧録を発売してきたことにたとえて「アメリカでは疑惑を否定するうえに、金儲けのために本まで書く」という辛辣なコメントも見られた。また、大規模なロビー活動が当たり前なため、うちわの配布が公選法違反となるシステムそのものがおかしいのではないかとの指摘も。イギリスからは引き際への評価や、サッチャー元首相に代表される女性の政界進出のイメージとは裏腹に、「ウエストミンスター(イギリスの国会議事堂)じゃ、こんなことは起きっこない」と、女性議員の少なさを嘆く声もあった。
小さなうちわが大きな嵐を引き起こし、観劇会が辞任劇となってしまった両大臣の辞任問題。なんともお粗末な事件だったが、その幕引きは評価されたようだ。