『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

北極圏の気温地球全体平均の2倍を超える速度で上昇中、「過去いかなる記録にない。」 でっち上げではなかった!

2018-12-15 08:22:14 | 日記

地球温暖化は深刻度を増しています。今年は2月下旬から3月上旬にかけては夏のような熱波に見舞われ、南からの風によって海氷が崩壊する現象が発生しましたが、北極圏では最古級だった海氷の一部すら崩壊してしまったのです。もはや、トランプ大統領といえども❝地球温暖化現象はでっち上げ❞とは言えないでしょう。日本でも湘南海岸などでは、平成17年までの50年余りの間に、海岸線が陸側に最大で50メートルも後退したそうです。このまま、何もしなければ世界中から砂浜が消えてなくなる日が来るかもしれません。各国首脳が英知を振り絞り、対策を練るべきでしょう。

以下抜粋コピー

米海洋大気局(NOAA)は11日、北極圏の環境について、複数年にわたって前例のない温暖化が進行するという、「過去のいかなる記録にもみられない」現象が起きているとする見解を明らかにした。

北極圏に関する年次報告書の2018年度版で述べた。

報告では、人間の活動に由来する気候変動が北極圏の環境を変質させていると指摘。具体的には海氷の縮小、野生生物の個体数の減少、藻の異常発生といった事象を挙げた。

北極圏の気温は、地球全体の平均の2倍を超える速度で上昇している。北緯60度以北の今年の気温は、1981~2010年の平均よりも1.7度高かった。これは16年に次いで記録上2番目に温暖な年だったことを意味する。

14年からの5年間の気温は、記録をとり始めた1900年以降のどの期間をも上回る水準にある。北極圏の気温は自然の変動によって数十年単位で大きく上下するが、2000年以降は一環して高止まりの状態が続いていると報告書は結論している。

報告書の一部を執筆したジョージア大学のトーマス・モート氏は、CNNの取材に答え「北極圏で認められる変化はあまりに急速で、人間が大気の性質に及ぼす影響を抜きにしては説明できない」と強調。自然のサイクルに基づく変化であれば、気温上昇や海氷の縮小といった現象にはもっと長い年月がかかると述べた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする