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プロ野球ストーブリーグ大詰め❝稼いだ人勝ちか、ファンに喜んでもらった人勝ちか❞

2018-12-30 08:44:18 | スポーツ

プロ野球は巨人の大型補強が進んでいますが、思惑通り機能するかは未知数です。巨人最後の補強は新守護神クック投手、垣間見えるのは日本のプロ野球は相変わらず投打共に外人頼みだということです。広島カープの4連覇を阻む包囲網は完成しましたが、カープとセリーグ大型補強チームとの違いはチームの一体感でしょう。巨人は取ったもん勝ちと強力な補強をしていますが、ポジション、外人枠がダブり力は7割しか発揮できない。さらに来年は精神的主柱を失った投手陣に懸念が残ります。勝っていれば問題はありませんが、選手を揃えた分起用法にも問題を抱えるでしょう。ズバリ、カネで解決する金満チームは応援したくないですね。

以下抜粋コピー

プロ野球のストーブリーグも大詰めを迎え、各チームの陣容もほぼ固まってきた。

 広島の4連覇に待ったをかけるべく、積極的に大物補強を進めたのが巨人だ。野手は広島からFA宣言した丸が加入。坂本、岡本とともに計算できる打線の軸が固まった。5番候補として今季メジャー20発のビヤヌエバ、勝負強いオリックスの中島も入団。総得点リーグ3位だった今季を上回る、攻撃力が期待できそうだ。リーグトップの投手陣にも実績のある岩隈、新守護神候補のクックが加入。西武からFAの炭谷も加わり、バッテリーを強化した。リリーフ陣に安定感が増せば、覇権奪回も見えてくる。

 最下位から巻き返しを図る阪神も、巨人に負けじと大物の補強に成功した。FA市場でオリックスから西、中日を自由契約となった13勝左腕ガルシアを獲得した。

 助っ人ではリリーフ右腕のジョンソン、打線は4番候補としてメジャー通算30本塁打のマルテも加入。来季はエースのメッセンジャーが日本人扱いとなるアドバンテージもあり、助っ人勢の活躍次第で上位進出の道が開ける。

 2位・ヤクルトは、投手陣の厚みが増した。ソフトバンクを戦力外となった寺原、五十嵐のベテランコンビが加入。助っ人も剛腕マクガフとスアレスの2投手を獲得した。

 今季は守護神石山を中心に近藤、風張、中尾らが奮闘したが、リリーフ陣の層は薄く、弱点を徹底的に強化。秋吉との交換トレードで日本ハムから加わった高梨は、先発の一角として活躍が期待される。4位・DeNAと5位・中日は、ここまで目立った補強は見られない。DeNAは右のユーティリティーとして巨人を戦力外となった中井、左の中継ぎとしてBC富山から古村を獲得。ウィーランドが退団したが、先発陣は今永、浜口、石田ら今季不調組の巻き返しに期待することになりそうだ。

 中日は勝ち頭のガルシアが抜けたのは痛いが、左の速球派であるロメロが加入。助っ人の発掘に定評がある森SDの評価も高い。与田監督のもと、ドラフト1位・根尾ら若手育成にも重きを置くシーズンとなりそうだ。

 最後に王者の広島。4連覇へ、今季安定感を欠いた投手陣の強化を図った。中継ぎ左腕のカイル・レグナルト投手、先発タイプの右腕ケーシー・ローレンス投手を獲得した。

 ジャクソンが退団したが、シーズン途中に加入した変則右腕ヘルウェグがポストシーズンで活躍。リリーフとして計算できる存在となったことで、来季もフランスア、中崎で形成する勝ちパターンの安定感はリーグトップクラスといえそうだ。

 野手陣は、丸が抜けて攻撃力低下の危機。ただ、外野のレギュラー定着を狙う西川もフルシーズンでどこまで成績を残すのか、楽しみな逸材。今季25発のバティスタ、潜在能力を秘めたメヒアが爆発すれば、4連覇の可能性もグッと高まりそうだ。

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