民主的な世界基準て何だろう?考えさせられる記事です。スーパーマリオがトラやハエを退治し国民受けを狙った動画ですが、スーパーマリオ自体がパクリでは本末転倒です。民主主義の大前提として、共通の倫理がなければそもそも多数決は成立しないのです。日本においても、役人の改ざんが日常茶飯事になってしまい、共通の倫理が壊れかけています。自国の利益、自分の利益のみを追求する民主主義は成立しないと考えるべきなのでしょう。世の中に神がいるとすれば、欲望に向け突っ走る資本主義はガラガラポンされても可笑しくありませんね。
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中国で公安や司法を取り仕切る共産党部門の公式SNSに、任天堂の人気ゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」そっくりの動画が登場し、波紋を呼んでいる。知的財産保護の実績などを誇るが、ネット上では「この動画そのものが著作権侵害ではないか」との指摘が相次いでいる。
動画は中国版ツイッター(ウェイボー)にある中国共産党中央政法委員会の公式アカウントに1月30日、投稿された。湖南省の裁判所が昨年の取り締まり実績をアピールする目的で製作したとみられる。
ゲームとほぼ同じ効果音が使われ、マリオ似のキャラクターがキノコを食べて大きくなるとトラやハエを退治。「トラもハエもたたけ」は習近平(シーチンピン)国家主席が、党や政府の高官を大トラ、一般党員をハエに例え、反腐敗の号令として掲げたスローガンだ。さらに車を暴走させた男に死刑判決を言い渡したり、「知的財産権」「破産案件」などと書かれたコインを集めたりし、次々と問題をクリアしていくようなつくりになっている。ネット上には「これは著作権侵害だろう」「あまりにばつが悪い」などの否定的意見が寄せられた。中には「我が国の裁判所は、著作権侵害とは何かを実例をもって教えてくれている」と皮肉めいたコメントもある。