『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

2023年のセ・リーグは5チームが優勝争いの大混戦?

2023-01-19 08:24:32 | スポーツ
2023年のセ・リーグは混戦が予想される。リーグ3連覇を狙うヤクルトが優勝候補筆頭だが、投打で戦力が充実しているDeNA、岡田彰布新監督が就任した阪神が頂点に立つ可能性が十分にある。若手の投手たちが頭角を現している巨人も虎視眈々とV奪回を狙っている。
その中で、下馬評が低いのが広島だ。昨季は4年連続Bクラスに低迷。16~18年に球団史上初のリーグ3連覇を達成した時代が懐かしい。当時の主力だった丸佳浩はFA移籍で巨人、鈴木誠也はポスティング・システムでカブスに移籍し、遊撃の田中広輔はファーム暮らしが長くなっている。菊池涼介が二塁で10度目のゴールデングラブ賞を獲得したが、「全盛期に比べて守備範囲が狭くなった」という指摘が見られる。
「坂倉は穴がない天才打者」
このオフは新外国人野手のマット・デビッドソン、現役ドラフトで戸根千明を獲得した以外に目立った補強をしていない。だが、他球団のスコアラーは警戒を口にする。

「広島は戦力がそろっていますよ。先発で大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁、床田寛樹の4本柱に、守護神・栗林良吏がいる。ドラフトで即戦力の社会人投手を3人獲得しましたし、救援陣を整備すれば十分に戦える。野手も来日2年目のマクブルームが日本野球に慣れて爆発する可能性がある。秋山翔吾、西川龍馬とヒットメーカーがそろっているし、厄介です」

チーム再建が期待される新井貴浩新監督は、就任直後にコンバートを断行している。昨年は三塁が主戦場だった坂倉将吾を捕手に専念させることに。正捕手だった曾澤翼がコンデイション不良でパフォーマンスが落ちていたことも背景にあった。
スポーツ紙記者は、「坂倉は穴がない天才打者。打てる捕手の能力で言えば、森友哉(オリックス)に引けを取らない。攻守で引っ張ってくれる活躍を見せれば、チームがガラッと変わる。キーマンになることは間違いない」と期待を込める。
赤ヘル軍団が、セ・リーグに旋風を巻き起こすか。優勝争いでダークホースになる可能性は十分に秘めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする