『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝外資撤退後上海の深刻な経済危機:12,000社閉鎖、5百万人脱出❞

2024-12-05 04:04:42 | 日記
現在中国経済は深刻な困難に直面している。主な原因は自信過剰に陥った中国国家や共産党の政策変更。外国大企業が多数逃げ出し、超高層ビルも一流店も閑散なのだ。結局は❝張子の虎❞外資頼りの繁栄だったってことです。現在は、30年前の経済状況に戻る途中であり来年以降はさらに悪化する。崩壊を防ぐため、中国共産党は経済対策を行ったがこれは地方政府、銀行の流動性枯渇を救う為であり、今も膨れ上がる不良債権処理は行わず、あくまで目先の政策でしかない。やがて主要な地方政府と銀行が破綻する。これが経済に大ショックを与え、当然インフラが止まし、バス鉄道は動かないかもしれない。電気・ガスも止まるかもしれない。都会に住む者達は悲惨な目に合うだろう。公務員・銀行員・中産階級も例外なく失業し失業率は30%以上となり、人民元は暴落し、住宅価格は最高値の1/5以下、就業者の収入も半分以下となる。夫の破産によりブラックリストに載る事を嫌がる妻は子供を連れ離婚し、一家離散し離婚率は急上昇となる。今は結婚組数が400万組であるがやがて半分以下になる。生きるのが精一杯で子供など育てられないし結婚も出来なくなる。 この状況は単なる経済の低迷にとまらず政府の管理体制や政策に内在する深い問題を浮き彫りにしてくる。中国政府はこれらの人々を社会安定に対する潜在的なリスクと見なし、問題を未然に防ぐために厳格な管理と監視を行ってくる。
不動産バブル崩壊や社会の問題の根本原因を解決するものではないが、表面的な安定の維持に注力することで逆に、社会不安の悪循環を生み出す。本来なら安定の公務員も現在は同様に困難に直面している。地方のある公務員は以前は月収6000から7000元だったが現在は2000元に減少し、昨年1年間はボーナスや業績級が完全にカットされたと語っている。このような状況は政府内外での不満を増幅させており生活苦によるデモや抗議活動が多発しそうだ。中国中産階級は天国を見てしまったために厳しい現実と向き合わなければならなくなりそうだ。


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