6年生の理科「水溶液のはたらき」では、水溶液の酸性、アルカリ性、中性の性質を調べます。
リトマス紙、BTB溶液、万能試験紙、試薬X(ただの紫キャベツの汁)
などを使いますが、水溶液によって色が変わることに子どもたちはとても驚きます。
ところが、リトマス紙はこれまで青色が1年ともちません。青い色がすっかり赤くなってしまって、赤色のリトマス紙と見分けがつかないくらいに赤くなってしまいます。こんなことで困っている理科専科は多いのではないでしょうか?(僕は理科専門ではないので)
これは、リトマス紙が空気に触れ、空気の湿気を含んでその湿気に二酸化炭素が溶けて酸性を示してしまうからです。新しい青色のリトマス紙を用意しましたが、古いものがなんとか使えないだろうかと思案しました。
今日、リトマス紙に酸性やらアルカリ性やらの液体をかけていますと、いったん赤くなったリトマス紙が別の液体をかけると再び青くなったりするのに初めて気がつきました。
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二酸化炭素で赤くなったのだったら、気体の溶けているアルカリ性の水溶液の中のガスに触れさせてみたら…
ということで、薄いアンモニア水溶液をティッシュにしみこませ、赤くなった青のリトマス紙と一緒に水槽の中に密閉してみました。すると、みるみる青色に戻っています。これなら赤色のリトマス紙と区別がつくはずですし、捨てずにすみます。明日、取り出してちゃんと反応するか確かめてみます。我ながらいい考え…になるか、浅はかな考えだったかは、お楽しみです。
でも、だれでも知っていることなのかなぁ。
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