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ポーセレン室って何だ!

2010-06-21 | 歯科技工士科
歯科技工士科には、いろんな教室がありますよ!

ポーセレン室って表示された部屋があります
 
何する部屋なんでしょ?                  これは何だ?


わかんないので、歯科技工士科の先生に説明していただきます

 ポーセレン室って何ですか?
歯科技工士科にはいろんな教室がありますが、ポーセレン室もその一つです。この教室では陶材(ポーセレン・陶器)という材料を金属の表面に盛り上げて高温で焼き付ける操作をおこなう部屋です。作業中にゴミなどの不純物が混入されないように、特に清潔な環境を保った部屋です。

 陶材って何ですか?
この小さな容器に入っている材料は、陶材といって虫歯や事故などで失った歯を元あった歯のように自然な色や形を再現することの出来る材料です。原料は長石やケイ石にカオリンなどで、それらを混合し微細にしたものを、水等で泥状にして、それを筆を柄って細かく歯の形に盛り上げます。
乾燥後、炉の中に入れて900度前後の高温で焼くと硬く光沢のあるものに変化します。それを技工士が患者さんの歯の形と色に再現する材料です。学校では2年生の6月から実習に入ります。

ちなみに、高周波鋳造室という部屋もあります

この機械で何するんでしょう
     
この機械は、ドイツベゴ社製ノーチラスという名前の最新鋭高周波鋳造機です。高周波鋳造機とは高周波の電流を流し、誘導電流を起こし金属を溶かす機械で、温度が14200度以上もある歯科用のコバルトクロム合金などを溶かす機械です。部分入れ歯や総入れ歯の土台にするフレームを作る機械です。      
解説は、歯科技工士科学科長の岩田先生でした。 
2年生がポーセレン室で実習をしているそうなので、今度おじゃましてみたいと思います


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