『日本國に告ぐ』(ポール・リシャール(注1))「曙の児等よ、海原の児等よ花と焔との国、力と美との国の児等よ聴け、涯しなき海の諸々の波が日出づる諸子の島々を讃ふる栄誉の歌を諸子の国に七つの栄誉あり故にまた七つの大業ありさらば聴け、其の七つの栄誉と七つの使命とを独り自由を失はざりし亜細亜の唯一の民よ貴国こそ亜細亜に自由を与ふべきものなれ曾て他国に隷属せざりし世界の唯一の民よ一切の世界の隷属の民のために . . . 本文を読む
国宝後宇多法皇宸翰御遺告(大覚寺蔵) 後宇多法皇は英邁で知られた法皇ですがこの方の御遺言が国宝として残っています。国宝後宇多法皇宸翰御遺告(大覚寺蔵) です。以下宸翰英華等により書き下してみます。1、 はじめに、粗筋この御遺告は元亨元年1321から正中元年1324の間に書かれた草稿で、最初に『當寺教法後代内外の事、弐拾伍箇条等・・』とあるが実際は二十一箇条にとどまっています。自筆の証拠として7か所 . . . 本文を読む