自己中心主義に対する二つの法話
自己中心主義・自国中心主義・ミーイズムが蔓延しています。
早くからこの傾向に警鐘を鳴らしておられたのは明治の釈宗演老師と昭和の山田無文老師です。
釈宗演老師は自己中心主義の世界的蔓延をすでに明治に見抜いておられ、これに対するには「報恩」の生き方しかない、と喝破されているようです。円覚寺管長横田南嶺猊下が講演でご紹介されています。
また山田無文老師も同様に「「自己中心」というが「本当の自己」とは,自己がすべての人のお陰で生かされていることに気が付くことである」と喝破されました。
期せずして二人の老師が早々と自己中心主義への警鐘を鳴らしておられ。それに対するのは「報恩」であると喝破されていたのは誠に尊いことです
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